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素晴らしき妻(おんな)達
宮埜と岸田は、仕事が終わると居酒屋に入り、酒を酌み交わし、談笑をしていた。
「しかし、大変でしたねえ、宮埜さん。」
「えっ、何が?」
「何がって、心を実家に連れて行ってたじゃないですか。
僕は、彼女の素晴らしさをよくわかっていますが、知らない人…特に自分の親なんかは、結婚するって言ってニューハーフを連れて帰ってきたら、えっ!?ってなるでしょう。」
「まあ、そうだな。
でも、心は美人だし、性格もいいし、すぐに気に入ってくれたし、もう問題はないよ。
ただ、オカンは痴呆が始まっちゃってるし、そういう話も出来なかったけどな。」
「聞きましたよ。
宮埜さんて、幼少期から苦労されてたんですね。」
「いやいや、自分ではそれが当たり前だと思ってたから、特別辛いとか、そういうのはなかったけどなあ。」
「そうですか。
でも、寂しくなりますね。
今度結婚式を挙げて、それが終われば引っ越されるんでしょ?
やっぱ寂しいですよ、マジで。」
「俺じゃなくて、心と離れるのがだろ?」
「あ、まあ、それは…」
岸田は、苦笑いを浮かべ、頭を掻いた。
「なあ、岸田」
「はい?」
「愛ちゃんの性癖は治らないのか?
子供ができた今でも」
宮埜が質問すると、岸田の表情が変わり、小さく頷いた。
「しかし、大変でしたねえ、宮埜さん。」
「えっ、何が?」
「何がって、心を実家に連れて行ってたじゃないですか。
僕は、彼女の素晴らしさをよくわかっていますが、知らない人…特に自分の親なんかは、結婚するって言ってニューハーフを連れて帰ってきたら、えっ!?ってなるでしょう。」
「まあ、そうだな。
でも、心は美人だし、性格もいいし、すぐに気に入ってくれたし、もう問題はないよ。
ただ、オカンは痴呆が始まっちゃってるし、そういう話も出来なかったけどな。」
「聞きましたよ。
宮埜さんて、幼少期から苦労されてたんですね。」
「いやいや、自分ではそれが当たり前だと思ってたから、特別辛いとか、そういうのはなかったけどなあ。」
「そうですか。
でも、寂しくなりますね。
今度結婚式を挙げて、それが終われば引っ越されるんでしょ?
やっぱ寂しいですよ、マジで。」
「俺じゃなくて、心と離れるのがだろ?」
「あ、まあ、それは…」
岸田は、苦笑いを浮かべ、頭を掻いた。
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「はい?」
「愛ちゃんの性癖は治らないのか?
子供ができた今でも」
宮埜が質問すると、岸田の表情が変わり、小さく頷いた。
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