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伴侶と配慮
「心さんは本当にお美しいですね。」
結婚式を終えた二組のカップルと、岸田の両親と愛の母美都子と子供の幸希の八人は、同じホテル内にあるレストランに場所を移した。
そこで、心は岸田の両親にご挨拶をしたのだが、心の美貌に、岸田の父が思わず感嘆の声を上げた。
心は、恥ずかしそうに手を顔の前に持ってきて、首を横に振った。
「愛ちゃんの前でそのような事を言わないで下さい。
とても恥ずかしいです。」
心の言葉に、岸田の父は
「あ、いや、それは勿論
愛さんの美しさには本当に驚きます。
こんな美人とウチの倅が結婚しただなんて、今も全くの謎ですよ。」
と、言って笑った。
すると、傍で聞いていた岸田が
「酷えな
自分の子だぞ。
DNAをモロ受け継いでんのによく言うよ。」
と、口を尖らせて言った。
「鳶が鳶を産んだだけだな、ウチは。
本当に愛さん、申し訳ありません。
こんな倅で。
それにしても、こんな男のどこが良かったんでしょうか?」
さらに我が子をディスる岸田の父に、愛は口を押さえて笑っていたが…
「素敵ですよ、潤さんは。
私は彼の優しさが大好きなんです。」
と、顔を赤らめて言った。
しかし、本心ではセックスの相性と、自分の性癖を受け入れてくれた事が結婚を決めた大いなる理由だと言いたかった。
結婚式を終えた二組のカップルと、岸田の両親と愛の母美都子と子供の幸希の八人は、同じホテル内にあるレストランに場所を移した。
そこで、心は岸田の両親にご挨拶をしたのだが、心の美貌に、岸田の父が思わず感嘆の声を上げた。
心は、恥ずかしそうに手を顔の前に持ってきて、首を横に振った。
「愛ちゃんの前でそのような事を言わないで下さい。
とても恥ずかしいです。」
心の言葉に、岸田の父は
「あ、いや、それは勿論
愛さんの美しさには本当に驚きます。
こんな美人とウチの倅が結婚しただなんて、今も全くの謎ですよ。」
と、言って笑った。
すると、傍で聞いていた岸田が
「酷えな
自分の子だぞ。
DNAをモロ受け継いでんのによく言うよ。」
と、口を尖らせて言った。
「鳶が鳶を産んだだけだな、ウチは。
本当に愛さん、申し訳ありません。
こんな倅で。
それにしても、こんな男のどこが良かったんでしょうか?」
さらに我が子をディスる岸田の父に、愛は口を押さえて笑っていたが…
「素敵ですよ、潤さんは。
私は彼の優しさが大好きなんです。」
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しかし、本心ではセックスの相性と、自分の性癖を受け入れてくれた事が結婚を決めた大いなる理由だと言いたかった。
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