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父娘団欒
「すまんね、心さん。
山本さんはいつもあんな感じなんだよ。
老人会では僕も山本君も若い方なんだけど、同年代の婆さんに声をかけまくっていてね。」
「そうなんですね。
面白い人でしたね。」
心は笑いながら買い物カゴをカートにセットした。
「今度会っても無視しておけばいいから。」
「ええ。そうします。
ところで、お義父さん
今晩、何か食べたいものはありますか?」
「あ、いや
僕はなんでも。
好き嫌いがないのでね。」
「えーっ、どうしよう。
何にしようかな。
ワタシ、あんまり料理に自信がなくて。」
「えっ、そうなんですか。
とてもそんな感じには見えないけどなあ。」
「ホントにダメなんです。
じゃあ、お義父さん、好きな食べ物は何ですか?」
「僕はこんな歳して、肉が好きなんですよ。」
「あっ、晃之さんと同じだ。
親子ですね。」
肉好きという共通点がある宮埜とその父の武雄だったが、ひょっとしたら精力絶倫なところも親譲りじゃないのかと、少し焦る心だった。
「本当に何でも食べますから、気楽に考えて下さい。」
武雄は、悩む心を気遣い、そう声をかけた。
「わかりました。
じゃあ、ステーキにしましょうよ。
実はワタシもお肉好きなんです。」
心は、決めたとばかりに武雄に言った。
武雄は、この可愛らしい嫁に、あっという間に心を奪われてしまった。
山本さんはいつもあんな感じなんだよ。
老人会では僕も山本君も若い方なんだけど、同年代の婆さんに声をかけまくっていてね。」
「そうなんですね。
面白い人でしたね。」
心は笑いながら買い物カゴをカートにセットした。
「今度会っても無視しておけばいいから。」
「ええ。そうします。
ところで、お義父さん
今晩、何か食べたいものはありますか?」
「あ、いや
僕はなんでも。
好き嫌いがないのでね。」
「えーっ、どうしよう。
何にしようかな。
ワタシ、あんまり料理に自信がなくて。」
「えっ、そうなんですか。
とてもそんな感じには見えないけどなあ。」
「ホントにダメなんです。
じゃあ、お義父さん、好きな食べ物は何ですか?」
「僕はこんな歳して、肉が好きなんですよ。」
「あっ、晃之さんと同じだ。
親子ですね。」
肉好きという共通点がある宮埜とその父の武雄だったが、ひょっとしたら精力絶倫なところも親譲りじゃないのかと、少し焦る心だった。
「本当に何でも食べますから、気楽に考えて下さい。」
武雄は、悩む心を気遣い、そう声をかけた。
「わかりました。
じゃあ、ステーキにしましょうよ。
実はワタシもお肉好きなんです。」
心は、決めたとばかりに武雄に言った。
武雄は、この可愛らしい嫁に、あっという間に心を奪われてしまった。
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