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心の傷
「えっ
心ちゃんてファザコンなの?」
武雄は、驚き、思わず声を上げた。
「うーん
なんて言うかなあ…
ワタシ、父と折り合いが悪くてね。
まあ、母ともなんだけど。
全然、実家にも帰ってないのよ。
だから、ワタシがニューハーフになった事は、親は知らないのよ。」
「本当か?
そりゃ、驚くだろ
心ちゃんの男時代を、僕は知ってるわけじゃないけど、劇的に変わったんだろうからね。」
「どうだろうね。
ワタシにはあんまり関心がないんじゃないかなあ。
家の恥だから、もう帰ってくるなって言われるのがオチよ。」
「いくらなんでも、そんな事は言わんだろ。
血を分けた我が子なんだから。」
「ううん。
血を分けた我が子で、愛情を受けてるのは兄だけよ。
弟のワタシは子供の頃から疎ましがられたもん。」
「何があったんだ?
言いにくいのなら言わなくてもいいけど。」
「そうね…
自分の親との関係については、あんまり話してこなかったのよ。
晃之さんにも話してないの。」
「そうか…」
「お義父さんには話せるわ。
聞いてくれる?」
「ああ。
それで、心ちゃんの気持ちが少しでも軽くなるのならね。」
「ありがとう…」
心は微笑み、そして、身の上話を始めた。
「ワタシと兄は三つ離れてるんだけど、その兄は両親ともある程度年齢がいってしまってからの子で、諦めかけた時に出来たもんだから、それはめちゃくちゃ喜んだそうよ…」
「そうだったのか。
そりゃ嬉しいよな。」
武雄は、頷き、そう言ったが、何か嫌な予感がしていた。
心ちゃんてファザコンなの?」
武雄は、驚き、思わず声を上げた。
「うーん
なんて言うかなあ…
ワタシ、父と折り合いが悪くてね。
まあ、母ともなんだけど。
全然、実家にも帰ってないのよ。
だから、ワタシがニューハーフになった事は、親は知らないのよ。」
「本当か?
そりゃ、驚くだろ
心ちゃんの男時代を、僕は知ってるわけじゃないけど、劇的に変わったんだろうからね。」
「どうだろうね。
ワタシにはあんまり関心がないんじゃないかなあ。
家の恥だから、もう帰ってくるなって言われるのがオチよ。」
「いくらなんでも、そんな事は言わんだろ。
血を分けた我が子なんだから。」
「ううん。
血を分けた我が子で、愛情を受けてるのは兄だけよ。
弟のワタシは子供の頃から疎ましがられたもん。」
「何があったんだ?
言いにくいのなら言わなくてもいいけど。」
「そうね…
自分の親との関係については、あんまり話してこなかったのよ。
晃之さんにも話してないの。」
「そうか…」
「お義父さんには話せるわ。
聞いてくれる?」
「ああ。
それで、心ちゃんの気持ちが少しでも軽くなるのならね。」
「ありがとう…」
心は微笑み、そして、身の上話を始めた。
「ワタシと兄は三つ離れてるんだけど、その兄は両親ともある程度年齢がいってしまってからの子で、諦めかけた時に出来たもんだから、それはめちゃくちゃ喜んだそうよ…」
「そうだったのか。
そりゃ嬉しいよな。」
武雄は、頷き、そう言ったが、何か嫌な予感がしていた。
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