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昔の女
結局、心は愛に手を出さず、愛だけが一人でして、呆気なくイッてしまった。
ようやく服を着た心は、下着を履こうとする愛に向かって
「相変わらず、スゴイわね
愛ちゃんは。」
と、旺盛な性欲を見せつけた元妻に対し、驚きにも似た言葉を投げかけた。
「もう、心ったら
すっかり女の子になっちゃって。
ワタシのカラダって、そんなに魅力がなかった?」
愛は、襲いかかってこなかった元夫に、少し不満を漏らした。
「そういうわけじゃないのよ。
ワタシ、本当に性欲がないの。
それと、さっきも言ったように、愛ちゃんは、今は潤の奥さんなのよ。
人妻に手を出すなんて、出来ないわ。」
心は、自分に言い聞かせるように頷きながら愛に語りかけた。
「うん。
それもそうだね。
心だって、今は宮埜さんの奥さんなんだし、そんな事しちゃダメよね。」
「うん…」
「何、その意味深な反応は。
ひょっとして浮気してるんじゃないでしょうね?
あ、でも、性欲ないんだったら、そういうことをしないか」
「…
愛ちゃん…
実はね…」
心は、宮埜の父、武雄との事を愛に話した。
「えっ!
マジ?」
「うん…」
「心
ひょってして、宮埜さんのお父さんに自分の親に対する思いを投影しちゃったんじゃないの?」
「なんでわかるの!?
愛ちゃん…」
「わかるに決まってんじゃん。
元妻なんだよ、ワタシは。
心とご両親の関係もわかっているつもりよ。」
愛は、そう言うと、心の手を握った。
ようやく服を着た心は、下着を履こうとする愛に向かって
「相変わらず、スゴイわね
愛ちゃんは。」
と、旺盛な性欲を見せつけた元妻に対し、驚きにも似た言葉を投げかけた。
「もう、心ったら
すっかり女の子になっちゃって。
ワタシのカラダって、そんなに魅力がなかった?」
愛は、襲いかかってこなかった元夫に、少し不満を漏らした。
「そういうわけじゃないのよ。
ワタシ、本当に性欲がないの。
それと、さっきも言ったように、愛ちゃんは、今は潤の奥さんなのよ。
人妻に手を出すなんて、出来ないわ。」
心は、自分に言い聞かせるように頷きながら愛に語りかけた。
「うん。
それもそうだね。
心だって、今は宮埜さんの奥さんなんだし、そんな事しちゃダメよね。」
「うん…」
「何、その意味深な反応は。
ひょっとして浮気してるんじゃないでしょうね?
あ、でも、性欲ないんだったら、そういうことをしないか」
「…
愛ちゃん…
実はね…」
心は、宮埜の父、武雄との事を愛に話した。
「えっ!
マジ?」
「うん…」
「心
ひょってして、宮埜さんのお父さんに自分の親に対する思いを投影しちゃったんじゃないの?」
「なんでわかるの!?
愛ちゃん…」
「わかるに決まってんじゃん。
元妻なんだよ、ワタシは。
心とご両親の関係もわかっているつもりよ。」
愛は、そう言うと、心の手を握った。
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