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許諾
「ごめんね、愛ちゃん
長居しちゃって。
そろそろ帰るわ。」
心は時計を見ると、少し慌て気味に立ち上がった。
「心…」
愛は、心に対し何か言いたそうだったが、彼女の名前を呼んだだけで、何も続かなかった。
「また、来てもいい?
幸希ちゃんにも会いたいし。」
愛の膝の上にいる幸希の頭を撫でながら、心は微笑みながら言った。
「もちろんよ。
今度は泊まりに来て。
いつでも大歓迎よ。」
「ありがとう。」
「だって、心の事は…
私は今も大好きだし、潤だって好きだと思うわ。
あなたは誰からも愛される人なのよ。」
「そうかなあ。
両親からはそうじゃないんだけど…」
「それは言わないの。
ご両親も、本心はそうじゃないはずよ。
きっと、お兄さんの手前、心に愛情を見せられないだけで。」
「うん…
ありがとう、愛ちゃん。
ワタシって、愛ちゃんの優しさにずっと助けられてきたよね。
優しくしてもらえる資格なんてないのに。」
「だって、私は心の事を心底愛して結婚したのよ。
別れたのも嫌いになったからじゃないし、今も愛情はちゃんとあるわ。」
「愛ちゃん…」
「でも、私は潤と結婚してこの子を授かった。
心は宮埜さんと結婚して向こうの実家で暮らしている…
これからの人生は、家庭を大事に生きていかなきゃね。」
愛の言葉に、心は深く頷いた。
長居しちゃって。
そろそろ帰るわ。」
心は時計を見ると、少し慌て気味に立ち上がった。
「心…」
愛は、心に対し何か言いたそうだったが、彼女の名前を呼んだだけで、何も続かなかった。
「また、来てもいい?
幸希ちゃんにも会いたいし。」
愛の膝の上にいる幸希の頭を撫でながら、心は微笑みながら言った。
「もちろんよ。
今度は泊まりに来て。
いつでも大歓迎よ。」
「ありがとう。」
「だって、心の事は…
私は今も大好きだし、潤だって好きだと思うわ。
あなたは誰からも愛される人なのよ。」
「そうかなあ。
両親からはそうじゃないんだけど…」
「それは言わないの。
ご両親も、本心はそうじゃないはずよ。
きっと、お兄さんの手前、心に愛情を見せられないだけで。」
「うん…
ありがとう、愛ちゃん。
ワタシって、愛ちゃんの優しさにずっと助けられてきたよね。
優しくしてもらえる資格なんてないのに。」
「だって、私は心の事を心底愛して結婚したのよ。
別れたのも嫌いになったからじゃないし、今も愛情はちゃんとあるわ。」
「愛ちゃん…」
「でも、私は潤と結婚してこの子を授かった。
心は宮埜さんと結婚して向こうの実家で暮らしている…
これからの人生は、家庭を大事に生きていかなきゃね。」
愛の言葉に、心は深く頷いた。
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