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羨望
「なんだ
心が来てたのか。」
岸田は、夕食を口にしながら、愛の話に耳を傾けていたが、今日、心が家に来た事を知り、少し残念そうに言った。
「せっかくだから、潤にも会って欲しかったんだけどね。
ほら、あの子、宮埜さんのお父さんと一緒に住んでるでしょ?
ご飯とか、いろいろ大変なのよ。」
「そうだったな。
でも、頑張るよなあ。
いくら女になりたかったからって、ずっと家にいて専業主婦なんて、よく務まっているよ。
マジ、感心するわ。」
「全然、苦にしてなかったわよ。
毎日がすごく充実してるっぽかった。」
「へえ、そうなんだ。」
「あの子はみんなから愛されるのよ。
潤も心の事を本当に愛してたものね。」
「えっ、あっ、いや…
それは…」
「フッ
大丈夫よ。
そんな事で嫉妬したりしないから。
私だって心を愛してたもの。」
「うん…」
「心が女の子になって、あの子と知り合った人全てが惹かれていったから。
心がニューハーフにならなければ、私と潤がこうして夫婦になることもなかったし。」
「でも、心が男のままだったら、愛は今も心の奥さんだったんじゃないか。」
「うーん…
どうだろうね。
心がこうなる事は、今となっては必然だったと思うし、あの子自身の幸せの形を見つけるためにニューハーフになったのかもしれないって…
そう思うのよね。」
愛はそう言うと、ニコッと笑い、岸田を見つめた。
心が来てたのか。」
岸田は、夕食を口にしながら、愛の話に耳を傾けていたが、今日、心が家に来た事を知り、少し残念そうに言った。
「せっかくだから、潤にも会って欲しかったんだけどね。
ほら、あの子、宮埜さんのお父さんと一緒に住んでるでしょ?
ご飯とか、いろいろ大変なのよ。」
「そうだったな。
でも、頑張るよなあ。
いくら女になりたかったからって、ずっと家にいて専業主婦なんて、よく務まっているよ。
マジ、感心するわ。」
「全然、苦にしてなかったわよ。
毎日がすごく充実してるっぽかった。」
「へえ、そうなんだ。」
「あの子はみんなから愛されるのよ。
潤も心の事を本当に愛してたものね。」
「えっ、あっ、いや…
それは…」
「フッ
大丈夫よ。
そんな事で嫉妬したりしないから。
私だって心を愛してたもの。」
「うん…」
「心が女の子になって、あの子と知り合った人全てが惹かれていったから。
心がニューハーフにならなければ、私と潤がこうして夫婦になることもなかったし。」
「でも、心が男のままだったら、愛は今も心の奥さんだったんじゃないか。」
「うーん…
どうだろうね。
心がこうなる事は、今となっては必然だったと思うし、あの子自身の幸せの形を見つけるためにニューハーフになったのかもしれないって…
そう思うのよね。」
愛はそう言うと、ニコッと笑い、岸田を見つめた。
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