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地獄の査問
心が実家に帰ってきてから一時間半が経過していたが、依然として母からの厳しい責めを受け、何も反論出来ずにいた。
「本当、何を考えてるのよ。
頭がおかしくなったの?」
「…
そんな事はないわ。
ワタシは、前からこうだったの…」
「その、言葉遣いと声、もうやめて。
気持ち悪い。
ゾッとするわ。」
「…
お母さん
そんな事より、お父さんの容態はどうなの?
早く病院に行こうよ。」
「って言われても、面会時間は決められてるの。
今行っても病室に入れないわよ。
っていうか、アンタを連れてはいけないわ。
お父さんの目が覚めた時、アンタを見たらまた悪化して意識を失うかもしれないもの。」
「…」
ここまで拒絶されるとは思っていなかった心は、もう言葉が続かなかった。
「もし、病院に行く気なら、そんなスカート脱いで、化粧も落としなさい。
その胸のパッド?
も取るのよ。
わかったわね!」
「ごめん…
ワタシの胸、これ本物なの。」
「本物?
何言ってんのよ。
アンタ男じゃない。」
「だから、女性ホルモンの注射とか打って胸が膨らんでるの。」
「はあ?」
「それと、下も取っちゃったの。
性転換手術をして
だから、もう元にはどう逆立ちしても戻れないのよ。」
心が申し訳なさそうに言った、その次の瞬間、背後から
「うるせーな」
という、イラついた声が聞こえてきた。
「本当、何を考えてるのよ。
頭がおかしくなったの?」
「…
そんな事はないわ。
ワタシは、前からこうだったの…」
「その、言葉遣いと声、もうやめて。
気持ち悪い。
ゾッとするわ。」
「…
お母さん
そんな事より、お父さんの容態はどうなの?
早く病院に行こうよ。」
「って言われても、面会時間は決められてるの。
今行っても病室に入れないわよ。
っていうか、アンタを連れてはいけないわ。
お父さんの目が覚めた時、アンタを見たらまた悪化して意識を失うかもしれないもの。」
「…」
ここまで拒絶されるとは思っていなかった心は、もう言葉が続かなかった。
「もし、病院に行く気なら、そんなスカート脱いで、化粧も落としなさい。
その胸のパッド?
も取るのよ。
わかったわね!」
「ごめん…
ワタシの胸、これ本物なの。」
「本物?
何言ってんのよ。
アンタ男じゃない。」
「だから、女性ホルモンの注射とか打って胸が膨らんでるの。」
「はあ?」
「それと、下も取っちゃったの。
性転換手術をして
だから、もう元にはどう逆立ちしても戻れないのよ。」
心が申し訳なさそうに言った、その次の瞬間、背後から
「うるせーな」
という、イラついた声が聞こえてきた。
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