夫が女になって帰ってきた!

フロイライン

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熱男

宮埜は、自分が今一番ハマっているというニューハーフヘルスの魅力について、熱く語った。


「まあ、これはどんな風俗でも同じなんだが、ニューハーフヘルスもそこで働いてる嬢も、ピンからキリまであってな。

ビックリするくらいの美人もいれば、ビックリするくらいそうでもないのもいる。」


「へえ。」


「俺は、フツーに女が好きだから、どちらかと言えば女に近い方がいい。

胸はちゃんとあって、みたいな。」


「なるほど。」


「ニューハーフヘルスはサービスのレベルが高いんだ。
さて、どうしてでしょうか?」


「いえ、全然わかりませんけど」


「元々俺達と同じ男だから、どこを責めたら気持ちいいかってのが、女より的確に把握できてる。

フェラはもう完全に女を凌駕しているな。

よくいるだろう、何も知らないバカ女が、刺激を与えりゃこっちが喜ぶと思って、歯を立てたりする。

お前の嫁さんもそうなんじゃない?」


「ウチはそんな事ありません。」


「まあ、いい。

百聞は一見にしかずだ。
今から行くぞ。」


そう言って、宮埜は伝票を持ってレジの方にスタスタと歩いていった。


「ちょっと待ってください。
僕は本当に結構ですから」


心は勘定をする宮埜に、後ろから声をかけたが、まさに聞く耳をもたず
と、いった感じで、表に出てしまった。



「杉原、お前の不安はよくわかる。

事前予約ナシで飛び込みで行くんだからな。

フリーだと、誰が来るかわからん。
だいたい、指名をあんまりもらえない嬢があてがわれる。」


「いやいや、そういうんじゃなくて。」


「ほら、着いたぞ。

新宿はニューハーフの聖地だよ」


宮埜は笑って言った。


心は走って逃げ帰ろうかと思ったが、さすがに上司にそのような事は出来ず、諦めてついて行った。
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