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宗旨替え
心は、家に帰ると、さっき行ったニューハーフヘルスのホームページを検索した。
キャストの紹介ページでみりあの写真を見つけると、先ほど、彼女としたプレイの数々を思い出し、下半身を熱くした。
この時の心は、完全に男目線でみりあを見ており、後にその性趣向が変わってしまうとは、思ってもみなかった。
「どうしたの?」
心は、愛に呼ばれて、ハッとして我に返った。
そう…
あの頃は、まだ男だった。
少なくとも男としての目線で全てを見ていた。
だが、今の自分はもう男ではない。
半年振りの妻との再会でも、心もときめかなければ、体も反応しない。
ノーブラで乳首が透けてる愛の体は魅力的で、ベースがいいのですっぴんでも美しい。
しかし、心はそんな妻の姿を、無機質な目で見つめていた。
いや、同性を見るように。
何故、妻はこんなに胸が大きいのだと…
自分は貧乳なのに…
嫉妬心に包まれながら。
「ねえねえ、心」
「あっ、えっ?
何…」
「やっぱり太ったよね。」
「えっ、そうかなあ。」
「なんか、腕とかプニュプニュしてる。」
「そんな事ないよ。」
「そんな事あるって。」
「前からこんなんだったよ。
半年振りだから忘れちゃってんだよ。」
「そうかなあ。」
「そうだって。
俺、なんか今日は疲れてるから、もう寝るわ。」
「あ、そうだよね。
じゃあ、寝よっか。」
二人は寝室に移動した。
愛は、今日は生理中だ。
セックスをしなくてもいい。
それだけが救いであった。
心がベッドに入ると、愛も笑みを浮かべながらスッと横に入り込んできた。
「心、久しぶりだね。
なんか照れるわ」
間近で夫の顔を見て、本気で照れる愛に、普通だったら可愛いと思うところを、ただ、自身の体の変化がバレたくないという、それだけが頭にある心は、引き攣った笑みを浮かべるだけであった。
愛は、そんな心の胸の内とは裏腹に、顔を近づけ、キスを求めてきた。
心は、キスくらいなら何も影響はないと、妻の求めに応じ、唇を合わせた。
やはり…
キスをしても、心は何も感じなかった。
下腹部を中心として、お腹の奥底から湧き出てくるような気持ちよさがない。
何の感情もないままに、口と口を合わせているだけ…
それが、今の心と愛のキスであった。
キャストの紹介ページでみりあの写真を見つけると、先ほど、彼女としたプレイの数々を思い出し、下半身を熱くした。
この時の心は、完全に男目線でみりあを見ており、後にその性趣向が変わってしまうとは、思ってもみなかった。
「どうしたの?」
心は、愛に呼ばれて、ハッとして我に返った。
そう…
あの頃は、まだ男だった。
少なくとも男としての目線で全てを見ていた。
だが、今の自分はもう男ではない。
半年振りの妻との再会でも、心もときめかなければ、体も反応しない。
ノーブラで乳首が透けてる愛の体は魅力的で、ベースがいいのですっぴんでも美しい。
しかし、心はそんな妻の姿を、無機質な目で見つめていた。
いや、同性を見るように。
何故、妻はこんなに胸が大きいのだと…
自分は貧乳なのに…
嫉妬心に包まれながら。
「ねえねえ、心」
「あっ、えっ?
何…」
「やっぱり太ったよね。」
「えっ、そうかなあ。」
「なんか、腕とかプニュプニュしてる。」
「そんな事ないよ。」
「そんな事あるって。」
「前からこんなんだったよ。
半年振りだから忘れちゃってんだよ。」
「そうかなあ。」
「そうだって。
俺、なんか今日は疲れてるから、もう寝るわ。」
「あ、そうだよね。
じゃあ、寝よっか。」
二人は寝室に移動した。
愛は、今日は生理中だ。
セックスをしなくてもいい。
それだけが救いであった。
心がベッドに入ると、愛も笑みを浮かべながらスッと横に入り込んできた。
「心、久しぶりだね。
なんか照れるわ」
間近で夫の顔を見て、本気で照れる愛に、普通だったら可愛いと思うところを、ただ、自身の体の変化がバレたくないという、それだけが頭にある心は、引き攣った笑みを浮かべるだけであった。
愛は、そんな心の胸の内とは裏腹に、顔を近づけ、キスを求めてきた。
心は、キスくらいなら何も影響はないと、妻の求めに応じ、唇を合わせた。
やはり…
キスをしても、心は何も感じなかった。
下腹部を中心として、お腹の奥底から湧き出てくるような気持ちよさがない。
何の感情もないままに、口と口を合わせているだけ…
それが、今の心と愛のキスであった。
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