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愛の讃歌
愛が自分を探しに東京にやって来た。
会社を辞めて、行方をくらましたのだから、必ずこんな日が来る事は予想出来ていた。
そもそも、離婚もせずに勝手に女性ホルモンを始め、去勢までしてニューハーフに転身した自分が悪いのだ。
自分勝手な行為で愛を裏切り、そして傷つけた。
心は、寝付けないまま朝を迎えてしまった。
だが、少しは寝ないと夜の仕事に支障が出るという事で、導眠剤を飲み、何とか昼頃まで眠る事が出来た。
会社勤めだった時は、ランチを食べるために宮埜らと定食屋などの前で並んでいた時間に、今の心はベッドから出る。
そして、目覚まし代わりに熱めのシャワーを浴びるのだ。
頭からお湯をかぶり、今は大きく膨らんだ乳房の間をお湯が滴り落ちていく。
すっかり女の体に変化を遂げた姿を、心は、何度も何度も鏡に映してはウットリとした表情で見つめた。
実に三年余りの時間をかけて、ここまで持ってきたのだ。
二週に一度、欠かす事なく打ち続けた女性ホルモンの注射により、乳房もフツーの女性と変わらないレベルまでに成長した。
当初は全然育たなかった心のおっぱいだったが、タマ抜きの手術をした事と、会社を辞めてニューハーフの世界に飛び込んだ事をきっかけに、急激に膨らみ、最近になって一気に女らしい体になった。
薬の力などが関係しているのは当然として、やはり、精神的なもので変化の度合いが変わってくるのだと、しみじみ感じる心だった。
乳房やお尻は大きく育ったが、ペニスは萎縮し、かなり小さくなってしまった。
元々大きい方ではなかったが、女性ホルモンを始めてから、タマとサオが萎縮を始め、タマを取ってからは、竿の元気がさらになくなってしまった。
皮はかなり余るようになり、包茎の度合いがひどくなった。
また、女性ホルモンと去勢は、性欲を失わせ、この三年間、ペニスを使うのは排尿だけになってしまった。
まず、自慰というものを一切しなくなる。
女性ホルモンを始めてから早い段階でそういう状態になってしまい、三年以上経過した今までの間に、そういう行為をしたのはたったの一回のみである。
その一回も、長期間の女性ホルモンと去勢により、自分の状況がどうなのかを知るために、少し前に無理矢理やったのだった。
当然性欲が無いのだから、そういう気が起きない。
それでも、頑張って必死に擦り続ける心だったが全然勃たなかった。
だが、どうにかして自分の精液がどうなのか見てみたいと、必死に頑張った結果、一時間かけて、ようやくイク事が出来た。
イッても気持ち良さは、男時代とは比べるべくもなく、また、精液が飛ばないので、空打ちをしたような感覚で…
ペニスの先から透明の液がジワッと滲んで、ほんの少し、一、二滴が垂れ落ちただけだった。
精子がいなくなると、精液は透明になるのかと、心は疲れ果てながら、自身の亀頭の先を見つめていた。
会社を辞めて、行方をくらましたのだから、必ずこんな日が来る事は予想出来ていた。
そもそも、離婚もせずに勝手に女性ホルモンを始め、去勢までしてニューハーフに転身した自分が悪いのだ。
自分勝手な行為で愛を裏切り、そして傷つけた。
心は、寝付けないまま朝を迎えてしまった。
だが、少しは寝ないと夜の仕事に支障が出るという事で、導眠剤を飲み、何とか昼頃まで眠る事が出来た。
会社勤めだった時は、ランチを食べるために宮埜らと定食屋などの前で並んでいた時間に、今の心はベッドから出る。
そして、目覚まし代わりに熱めのシャワーを浴びるのだ。
頭からお湯をかぶり、今は大きく膨らんだ乳房の間をお湯が滴り落ちていく。
すっかり女の体に変化を遂げた姿を、心は、何度も何度も鏡に映してはウットリとした表情で見つめた。
実に三年余りの時間をかけて、ここまで持ってきたのだ。
二週に一度、欠かす事なく打ち続けた女性ホルモンの注射により、乳房もフツーの女性と変わらないレベルまでに成長した。
当初は全然育たなかった心のおっぱいだったが、タマ抜きの手術をした事と、会社を辞めてニューハーフの世界に飛び込んだ事をきっかけに、急激に膨らみ、最近になって一気に女らしい体になった。
薬の力などが関係しているのは当然として、やはり、精神的なもので変化の度合いが変わってくるのだと、しみじみ感じる心だった。
乳房やお尻は大きく育ったが、ペニスは萎縮し、かなり小さくなってしまった。
元々大きい方ではなかったが、女性ホルモンを始めてから、タマとサオが萎縮を始め、タマを取ってからは、竿の元気がさらになくなってしまった。
皮はかなり余るようになり、包茎の度合いがひどくなった。
また、女性ホルモンと去勢は、性欲を失わせ、この三年間、ペニスを使うのは排尿だけになってしまった。
まず、自慰というものを一切しなくなる。
女性ホルモンを始めてから早い段階でそういう状態になってしまい、三年以上経過した今までの間に、そういう行為をしたのはたったの一回のみである。
その一回も、長期間の女性ホルモンと去勢により、自分の状況がどうなのかを知るために、少し前に無理矢理やったのだった。
当然性欲が無いのだから、そういう気が起きない。
それでも、頑張って必死に擦り続ける心だったが全然勃たなかった。
だが、どうにかして自分の精液がどうなのか見てみたいと、必死に頑張った結果、一時間かけて、ようやくイク事が出来た。
イッても気持ち良さは、男時代とは比べるべくもなく、また、精液が飛ばないので、空打ちをしたような感覚で…
ペニスの先から透明の液がジワッと滲んで、ほんの少し、一、二滴が垂れ落ちただけだった。
精子がいなくなると、精液は透明になるのかと、心は疲れ果てながら、自身の亀頭の先を見つめていた。
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