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氷解
「愛ちゃん、忘れ物ない?」
「うん。大丈夫。」
翌朝、あまり眠らないまま起床した二人は、出発の準備を終えたところだった、
「東京駅まで送ってくよ。」
「いいよ。ここからめちゃくちゃ遠いじゃん。
悪いわ。」
「いいの。荷物一個貸して。ワタシが持つし。」
心は、愛が二つ持っていたバックのうち、大きい方を手にして言った。
「心…」
「ん、何?」
「ちゃんと帰ってきてね。
待ってるし。」
「うん。
何度も聞いて申し訳ないんだけど…
こんな姿になったのに、それでも…戻っていいの?」
「それは自分で納得したし…大丈夫。
あなたに会って、そりゃ頭にくることもあったし、ショックだったり悲しかったりしたけど…
一つ言えることは、私はまだあなたの事を愛してるって事がわかったってこと。
男であろうが女であろうが、心は心だって思えたの。
だから、帰ってきて欲しい。」
「わかった。
色々ごめんね…
手続きとか、しなきゃいけない事が沢山あるけど、一日でも早くカタをつけて、必ず帰るから。」
「うん。
愛してるわ、心。」
愛は、心に抱きついてキスをした。
互いに相手の口紅の味を感じながらのキスを。
「うん。大丈夫。」
翌朝、あまり眠らないまま起床した二人は、出発の準備を終えたところだった、
「東京駅まで送ってくよ。」
「いいよ。ここからめちゃくちゃ遠いじゃん。
悪いわ。」
「いいの。荷物一個貸して。ワタシが持つし。」
心は、愛が二つ持っていたバックのうち、大きい方を手にして言った。
「心…」
「ん、何?」
「ちゃんと帰ってきてね。
待ってるし。」
「うん。
何度も聞いて申し訳ないんだけど…
こんな姿になったのに、それでも…戻っていいの?」
「それは自分で納得したし…大丈夫。
あなたに会って、そりゃ頭にくることもあったし、ショックだったり悲しかったりしたけど…
一つ言えることは、私はまだあなたの事を愛してるって事がわかったってこと。
男であろうが女であろうが、心は心だって思えたの。
だから、帰ってきて欲しい。」
「わかった。
色々ごめんね…
手続きとか、しなきゃいけない事が沢山あるけど、一日でも早くカタをつけて、必ず帰るから。」
「うん。
愛してるわ、心。」
愛は、心に抱きついてキスをした。
互いに相手の口紅の味を感じながらのキスを。
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