63 / 469
血と水
「だから、私は心とはこれからも夫婦を続けていくし…
二人とも納得し合ってるの。」
心を伴って病院を訪れた愛は、母美都子に夫婦の現状を丁寧に話し、理解を求めた。
美都子は、心の変貌ぶりにポカンと口を開けて驚いていたが、最終的には了承した。
「言いたい事は山ほどあるけど、二人がそれでいいって言うのなら、私からは何も言う事はないわ。」
「本当に申し訳ありません。」
心は、愛の後ろに立ったまま、深く頭を下げた。
「でね、お母さん。
ここからが本題なの。」
「?」
愛は、美都子に今後の話を始めた。
「心はこんな姿になったけど、私とやり直すために戻ってきてくれたのね。
でも、この姿でフツーに雇ってくれる会社ってなかなかなくて、就職活動は、かなり苦戦中なの。」
「でしょうね。」
「そこで、二人で話し合った結果、私がお仕事を探して働いて、心は家の事をやるのはどうかって。
で、こうやって病院に来るのも、心に任せようかって。」
「えっ…」
「心ってスゴイのよ。
料理は私より上手いし、家事全般を全て完璧にこなしちゃうの。
だったら、適材適所ってわけじゃないんだけど、家の事を頑張ってもらおうかって話になったの。」
「ちょっと待って。
そういう事は夫婦の話だし、二人で話をして決めればいいわ。
でも、病院に来てもらう事は遠慮させてもらいます。
ていうか、それは単純に申し訳ないと思うから。」
「お義母さん
ワタシのこの姿を見てお気を悪くされたと思います。
本当に申し訳ございません。
でも、愛から話を聞いて…
もし、愛に働いてもらう事になったら、ワタシがお世話をさせていただきたいと思っています。」
「心さん…
お気持ちは嬉しいけど、おかげさまでね、最近すごく調子がいいの。
この分でいけば退院もそう遠くはない話だし、なんとか一人で頑張れるから。」
「お母さん、ダメよそんなの。
私も休みの日には来るから。
だから、了解してもらえないかな。
お母さんと心って、意気投合っていうか、すごく気が合ってたじゃない?」
「それは、たしかにそうだけど…」
美都子は、この件についても、最終的には渋々了承した。
二人とも納得し合ってるの。」
心を伴って病院を訪れた愛は、母美都子に夫婦の現状を丁寧に話し、理解を求めた。
美都子は、心の変貌ぶりにポカンと口を開けて驚いていたが、最終的には了承した。
「言いたい事は山ほどあるけど、二人がそれでいいって言うのなら、私からは何も言う事はないわ。」
「本当に申し訳ありません。」
心は、愛の後ろに立ったまま、深く頭を下げた。
「でね、お母さん。
ここからが本題なの。」
「?」
愛は、美都子に今後の話を始めた。
「心はこんな姿になったけど、私とやり直すために戻ってきてくれたのね。
でも、この姿でフツーに雇ってくれる会社ってなかなかなくて、就職活動は、かなり苦戦中なの。」
「でしょうね。」
「そこで、二人で話し合った結果、私がお仕事を探して働いて、心は家の事をやるのはどうかって。
で、こうやって病院に来るのも、心に任せようかって。」
「えっ…」
「心ってスゴイのよ。
料理は私より上手いし、家事全般を全て完璧にこなしちゃうの。
だったら、適材適所ってわけじゃないんだけど、家の事を頑張ってもらおうかって話になったの。」
「ちょっと待って。
そういう事は夫婦の話だし、二人で話をして決めればいいわ。
でも、病院に来てもらう事は遠慮させてもらいます。
ていうか、それは単純に申し訳ないと思うから。」
「お義母さん
ワタシのこの姿を見てお気を悪くされたと思います。
本当に申し訳ございません。
でも、愛から話を聞いて…
もし、愛に働いてもらう事になったら、ワタシがお世話をさせていただきたいと思っています。」
「心さん…
お気持ちは嬉しいけど、おかげさまでね、最近すごく調子がいいの。
この分でいけば退院もそう遠くはない話だし、なんとか一人で頑張れるから。」
「お母さん、ダメよそんなの。
私も休みの日には来るから。
だから、了解してもらえないかな。
お母さんと心って、意気投合っていうか、すごく気が合ってたじゃない?」
「それは、たしかにそうだけど…」
美都子は、この件についても、最終的には渋々了承した。
あなたにおすすめの小説
秘書と社長の秘密
廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。
突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。
ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?