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夫婦の満足度
夜の営みは、心も愛も高い満足度を得ることが出来るようになり、夫婦仲はかなり良くなった。
しかし、それ以外については、若干の違いが出てきていた。
心に代わって、愛は大黒柱となり、外に働きに出たが、元々の高いスキルを活かし、いわゆる専門職の地位を得た。
給料は良かったが、それなりにハードで、拘束時間も長い。
心という専業主夫がいるから成り立つ状況であった。
心については、女性化してから、内面も磨こうと家事全般を頑張ってきた甲斐があり、何の苦もなく遂行することが出来た。
愛の母、つまり、自分にとっては義母にあたる美都子の病院での世話も、互いに打ち解け合い、全然負担にはならなかった。
そんな心だったが、完全に悩みが払拭されたわけではなかった。
まだ自分の両親にはカミングアウト出来ていなかったし、家と病院の行き来だけで、外の世界と隔絶されたところで生きていることご、精神的負担になってきていた。
ニューハーフのショーパブで働いている時は、自分を肯定してくれる人達が沢山いて、精神衛生上もよかったが、今は外界との繋がりも切れてしまい、隔絶した世界で生きているという感覚に陥っていたのである。
さらに、女性ホルモンの投与と去勢の影響で、思いっきり鬱になっており、昼間に一人でいるときは、驚くほどの堕ちてしまう。
それでも、女として生きる事を決め、愛もそれを認めてくれたのだ。
こんな事で負けていてはいけないと、顔を両手で叩いて気合を入れ直し、家事に取り掛かる心の姿がそこにあった。
しかし、それ以外については、若干の違いが出てきていた。
心に代わって、愛は大黒柱となり、外に働きに出たが、元々の高いスキルを活かし、いわゆる専門職の地位を得た。
給料は良かったが、それなりにハードで、拘束時間も長い。
心という専業主夫がいるから成り立つ状況であった。
心については、女性化してから、内面も磨こうと家事全般を頑張ってきた甲斐があり、何の苦もなく遂行することが出来た。
愛の母、つまり、自分にとっては義母にあたる美都子の病院での世話も、互いに打ち解け合い、全然負担にはならなかった。
そんな心だったが、完全に悩みが払拭されたわけではなかった。
まだ自分の両親にはカミングアウト出来ていなかったし、家と病院の行き来だけで、外の世界と隔絶されたところで生きていることご、精神的負担になってきていた。
ニューハーフのショーパブで働いている時は、自分を肯定してくれる人達が沢山いて、精神衛生上もよかったが、今は外界との繋がりも切れてしまい、隔絶した世界で生きているという感覚に陥っていたのである。
さらに、女性ホルモンの投与と去勢の影響で、思いっきり鬱になっており、昼間に一人でいるときは、驚くほどの堕ちてしまう。
それでも、女として生きる事を決め、愛もそれを認めてくれたのだ。
こんな事で負けていてはいけないと、顔を両手で叩いて気合を入れ直し、家事に取り掛かる心の姿がそこにあった。
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