夫が女になって帰ってきた!

フロイライン

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女として

「宮埜さん、ごめんなさいっ…


中で出しちゃった…」

心は、慌てた様子で謝罪したが、宮埜は気にする素振りも見せず、笑いながら心の頭を撫でた。


「いいよ。

どうだ?

久々に気持ちよかったか?」


「うん。
めっちゃ感じた。

気持ちよかった…」



「それはよかった。

上手に出来てたよ。これなら仕事でも上手くできるんじゃないか。」



「うーん

どうだろうね。

やっぱり、宮埜さんだから出来たんだと思う。」




「俺は何もしてないじゃん。

ただ、受け身になって寝てただけだし。」



「違うよ。そういうんじゃなくて…

ワタシが宮埜さんのことが好きだから上手くいっただけで、これを仕事にして、お客さんにも同じ事ができるかっていうと…

多分無理だろうね。」


心は、照れくさそうにそう言うと、宮埜に抱きついてキスをした。









「今日は法事だったのか。」


藤村は、ベッドに来た愛にそう言った。


「私が小さい時にお父さんが亡くなってね。

二十三回忌だったのよ。」


「そっか。

愛も苦労してきたんだな。」


藤村は、愛を後ろから抱きしめながら呟いた。


「ううん。

お父さんが財産を残してくれたし、お母さんも女手一つで私を育てるために、自分の事を全部後回しにしてくれたおかげで、私は何の苦労もなく育つ事が出来たの。」


「なるほどな。

だから、愛はお嬢さまっていう雰囲気がするんだな。」


「えっ、どういうこと?」


「なんか余裕があるっていうか、育ちがいいっていうのがその佇まいや言動からすごく感じられる。」


「えーっ、そうかなあ。」


「そうだよ。

自分ではわからない?」


「わからないって。」


「そして、お嬢様なのに淫乱女だしな。」


「何よそれ

ヒドイ。」


「ごめんごめん、」

愛が膨れっ面になると、藤村は笑いながら謝罪した。


そして


「なあ、愛

SMって興味ある?」



藤村はベッドの脇に置いていた袋を手に取りながら言った。


「SM?

あんまり興味はないけど…」



「俺はすごくあってね。

愛と楽しもうと思って、こんなもの買ってきたんだ。」


藤村は、袋の中身を愛の目の前に出した。


SMの道具がたくさん出てきたのを見て、愛の表情が忽ち不安に包まれた。


「何よ、コレ…

SMって…私はどっち?」



「ああ。

俺、Sなんだよ、実は。


だから、愛がM」



「えっ…

ヤダ


私、そんな趣味ないもん。」


「SMって言っても、俺は痛い事するのは嫌いなんだ。

どっちかっていうと凌辱系のね。」


「凌辱系?」


愛は、イヤな予感しかしなかった。


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