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愛のある人生
二時間の間、ひたすらヤリまくり、ひたすらイキ続けた美都子と優斗だったが、二十代前半の優斗と五十代前半の美都子では、その疲労度が違い…
本気でイッてしまう美都子はいつもながらの消耗具合だった。
「美都子さん、ありがとうございました。
やっぱり最高でした。」
「ごめん…
ちょっと動けないの…」
肩で息をして大の字で倒れ込んだ美都子に、優斗は優しく頬にキスをし、頭を撫でた。
「美都子さん
また指名してもいいですか。」
優斗の言葉に、美都子は依然として呼吸を乱しながらも、首を横に振った。
「ダメよ…優斗クン…」
「えっ?
なんでですか…」
「ここは若い女性のお店に比べたら、少しは安いけど…
それでも頻繁に通えるような金額じゃないわ。
だから…」
「いえ、仕事もしてますし、お金の面では大丈夫です。」
「ダメダメ。
すぐに破綻するわよ。
こんなオバサンに会いに来てくれるのはすごく嬉しいけど、やっぱりダメ。」
「えーっ、そりゃないっすよ。」
「あのね、さっきも言ったけど、あなたはうちの娘よりも年下なの。
そんな子から何度も高いお金を取るなんて、とてもじゃないけど出来ないわよ。」
「年齢とか、そういうのは関係ないです。
ただ、僕は美都子さんが好きなだけですから。」
「もう…」
どこまでも真っ直ぐに自分の気持ちをぶつけてくる優斗に、タジタジになる美都子だったが、一時は死と向き合い、諦めかけていた人生が、心や周りの人達のおかげで、希望を見出し、毎日が充実している今のこの状況をふと考えるのだった。
「ねえ、優斗クン」
「はい。」
「私ね、ほんの少し前まで病気しててね、ほぼ生きることを諦めてたの。」
「えっ…」
「でも、周りの人達のおかげで奇跡的に回復して、こうやって生きる事が出来ている…
自分で言うのは少し憚るけど、生きるって素晴らしいなって。」
「そうですね。」
「優斗クンと同じ歳くらいの時、主人を亡くして、以来、娘を育てるのに必死で生きてきたわ。
でも、病の淵から生還し、人生を続けられるってわかったとき、残りの人生を好きに生きようって思ったの。
恥ずかしいけど、セックスの良さを知ったのも最近でね…
それで風俗の世界に入ったの。」
「そうだったんですね。」
「ええ。
このお仕事でお金を稼ごうなんて少しも思っていないの。
謂わば、趣味ね。」
「趣味…」
「優斗クン
あなたの気持ちは素直に嬉しいわ。
こんな提案は上から目線で、あんまりしたくはないんだけど
あなたさえよかったら、お仕事抜きで会わない?」
「えっ、プライベートで会ってくれるって事ですか!」
「うん。」
「ありがとうございます!!」
喜色満面でそう言う優斗を、美都子は笑みを浮かべて見つめていた。
本気でイッてしまう美都子はいつもながらの消耗具合だった。
「美都子さん、ありがとうございました。
やっぱり最高でした。」
「ごめん…
ちょっと動けないの…」
肩で息をして大の字で倒れ込んだ美都子に、優斗は優しく頬にキスをし、頭を撫でた。
「美都子さん
また指名してもいいですか。」
優斗の言葉に、美都子は依然として呼吸を乱しながらも、首を横に振った。
「ダメよ…優斗クン…」
「えっ?
なんでですか…」
「ここは若い女性のお店に比べたら、少しは安いけど…
それでも頻繁に通えるような金額じゃないわ。
だから…」
「いえ、仕事もしてますし、お金の面では大丈夫です。」
「ダメダメ。
すぐに破綻するわよ。
こんなオバサンに会いに来てくれるのはすごく嬉しいけど、やっぱりダメ。」
「えーっ、そりゃないっすよ。」
「あのね、さっきも言ったけど、あなたはうちの娘よりも年下なの。
そんな子から何度も高いお金を取るなんて、とてもじゃないけど出来ないわよ。」
「年齢とか、そういうのは関係ないです。
ただ、僕は美都子さんが好きなだけですから。」
「もう…」
どこまでも真っ直ぐに自分の気持ちをぶつけてくる優斗に、タジタジになる美都子だったが、一時は死と向き合い、諦めかけていた人生が、心や周りの人達のおかげで、希望を見出し、毎日が充実している今のこの状況をふと考えるのだった。
「ねえ、優斗クン」
「はい。」
「私ね、ほんの少し前まで病気しててね、ほぼ生きることを諦めてたの。」
「えっ…」
「でも、周りの人達のおかげで奇跡的に回復して、こうやって生きる事が出来ている…
自分で言うのは少し憚るけど、生きるって素晴らしいなって。」
「そうですね。」
「優斗クンと同じ歳くらいの時、主人を亡くして、以来、娘を育てるのに必死で生きてきたわ。
でも、病の淵から生還し、人生を続けられるってわかったとき、残りの人生を好きに生きようって思ったの。
恥ずかしいけど、セックスの良さを知ったのも最近でね…
それで風俗の世界に入ったの。」
「そうだったんですね。」
「ええ。
このお仕事でお金を稼ごうなんて少しも思っていないの。
謂わば、趣味ね。」
「趣味…」
「優斗クン
あなたの気持ちは素直に嬉しいわ。
こんな提案は上から目線で、あんまりしたくはないんだけど
あなたさえよかったら、お仕事抜きで会わない?」
「えっ、プライベートで会ってくれるって事ですか!」
「うん。」
「ありがとうございます!!」
喜色満面でそう言う優斗を、美都子は笑みを浮かべて見つめていた。
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