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原点回帰
「心と愛ちゃんは、愛し合って結婚したんだろ?」
宮埜の言葉に、心は神妙な顔をして頷いた。
「だけど、俺が悪かったんだが、お前をニューハーフヘルスなんかに連れていったがために、お前の人生を大きく狂わせちまった。」
「それは、自分で決めた事だし。
本当のワタシを見つけたって気分になれたわ。」
「だけど、そんなお前を一度は許して夫婦生活を継続する事になったじゃん。
その気持ちにウソはないと思うし…
それに…
あんな事が起きた後だからこそ、ヨリを戻すべきだと思うんだ。
尚更にね。」
「宮埜さん…
でも、ワタシはもう男として生きられない体だし、愛ちゃんの気持ちを繋ぎ止める事ができなかった。
今回だって多分…」
「いや、離れて暮らしてみて、また再会したら、別の感情が芽生えたんじゃないか?」
「えっ…」
「多分,愛ちゃんも心に対して、今までとは違う想いに駆られたんじゃないかな。
俺はそう思うんだけど。」
宮埜の言葉に、心は何も言えず、黙ったまま固まってしまった。
図星だったからだ。
久々に再会した愛は、前にも増して魅力的に感じられた。
愛もまた同じ感情を抱いてるかのような態度だった。
「何話してんの?」
そのとき、風呂上がりの愛が、頭にタオルを巻いて、頬を紅潮させながら二人の元にやってきた。
「お疲れ様、愛ちゃん。
まあ、座んなよ。」
宮埜は笑みを浮かべながら、隣の椅子を引いて指差した。
宮埜の言葉に、心は神妙な顔をして頷いた。
「だけど、俺が悪かったんだが、お前をニューハーフヘルスなんかに連れていったがために、お前の人生を大きく狂わせちまった。」
「それは、自分で決めた事だし。
本当のワタシを見つけたって気分になれたわ。」
「だけど、そんなお前を一度は許して夫婦生活を継続する事になったじゃん。
その気持ちにウソはないと思うし…
それに…
あんな事が起きた後だからこそ、ヨリを戻すべきだと思うんだ。
尚更にね。」
「宮埜さん…
でも、ワタシはもう男として生きられない体だし、愛ちゃんの気持ちを繋ぎ止める事ができなかった。
今回だって多分…」
「いや、離れて暮らしてみて、また再会したら、別の感情が芽生えたんじゃないか?」
「えっ…」
「多分,愛ちゃんも心に対して、今までとは違う想いに駆られたんじゃないかな。
俺はそう思うんだけど。」
宮埜の言葉に、心は何も言えず、黙ったまま固まってしまった。
図星だったからだ。
久々に再会した愛は、前にも増して魅力的に感じられた。
愛もまた同じ感情を抱いてるかのような態度だった。
「何話してんの?」
そのとき、風呂上がりの愛が、頭にタオルを巻いて、頬を紅潮させながら二人の元にやってきた。
「お疲れ様、愛ちゃん。
まあ、座んなよ。」
宮埜は笑みを浮かべながら、隣の椅子を引いて指差した。
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