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痴態
「あんっ! 気持ちいいっ…」
気持ち良くても良くなくても、客に胸を揉まれれば、わざとらしくないように声を出すのがヘルス嬢の最低限の務めであった。
亮輔は半年間のニューハーフヘルス嬢の生活で、この習慣がすっかり身についており
自分で胸を触っているにもかかわらず、悩ましげな声を出して瞳をトロンとさせた。
服を脱ぎかけていた綾香も自分の全く知らない亮輔の姿に唖然とし、ただただ見つめるのみであった。
既に裸になっていた多村は満足げに亮輔の痴態を眺め、自らも手を伸ばして亮輔のお尻を触った。
「いいぞ… 最高じゃないか有紀。
さすがは槇村だ。よく仕込んである。」
多村のペニスは既に大きくなっており
その興奮の度合いを推し量ることができた
「有紀、俺のモノが欲しいか?」
亮輔は多村にねだるような表情を浮かべて頷いた。
「フフっ… そうか、欲しいか?
さてどうしようかな。
いや、やっぱりこれは綾香のものだ。
綾香舐めてくれ。」
多村は綾香に口ですることを強要した。
綾香もそれに関しては心得ており、すぐに多村のモノをくわえ込んだ。
「うっ… さすがだな綾香… すごい舌使いだ。
有紀が危険を省みずに綾香と寝たのも肯ける…」
多村はまた嫉妬心が湧き出てきたようで、快感を得ながらも少し不機嫌になった。
亮輔は素早くそれを察知し
「あ~ん!私も舐めさせてえっ」
ともっともらしく懇願した。
「やらしいヤツめ… 仕方ないな。綾香、代わってやれ。」
綾香は唾液の線を引きながら多村のモノから口を離した。
亮輔はすぐに多村のモノにしゃぶりつき、激しい舌と頭の動きで責めた。
そして、しばらくすると動きを止め、上目遣いで多村の反応を観察した。
そのあまりにも色っぽい目つきに多村は思わず、ドキッとして、亮輔の頭をやさしく撫でた。
「ウッ… 有紀… さすがはツボを心得ているな
綾香とはまた別の気持ちよさがある」
どうやら亮輔の作戦は奏功したようで、ホッとした表情を浮かべた。
しかし、綾香は違った。
女としての自尊心を傷つけられたような気持ちになり、先ほど自分のことが好きではないと言われた事もあって、今までとは少し違う目で亮輔を見つめるようになっていった。
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