ニューハーフ極道ZERO

フロイライン

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大阪第二次抗争編

優しい世界

夜十時過ぎ、ようやく閉店となり、後片付けをする多喜と薫は、一日の労をお互いに労い合った。

自分の店を開店させてから、早くも一年が経過し、押しも押されもせぬ人気店舗となった。
雑誌やネットでも紹介され、今も客数は増え続けている。

どれだけ忙しくなっても、多喜は従業員を入れず、薫と二人だけで店を切り盛りした。
おかげで二人共殆どプライベートな時間が取れず、日々の大半を仕事に費やす事になってしまったが、月に二回ある店休日の前日だけは、少しだけゆっくり出来た。


そんな日は二人で外で食事をしてから家に帰るというのが恒例となっており、今日も近くにある焼肉屋で軽く食事をしてから帰宅してきた。


「お疲れ様、真ちゃん」

「薫もお疲れだったね」

ベッドでそんな会話をするときには、既に時計の針が深夜0時を回っており、疲れ果てた体で、後は寝るだけの状態となっていたが…


「薫、キス、キス」

多喜が薫に顔を近づけると、薫は笑みを浮かべて唇を重ね合わせた。

相変わらず、仲睦まじい二人はどれだけ忙しくてもスキンシップは怠らない。

キスを終えると、多喜は薫のパジャマを脱がせて、自らも裸になった。

薫もようやく体重が戻り、昔の美しさを完全に取り戻していた。

ただ、全てが元通りになったわけではなく、短時間ではあったが、薬によって調教された体は、それをきっかけに感じやすくなってしまい、薬が抜けた今も変わらない。
明らかに薬の後遺症であったが、その部分に関しては多喜も薫もさほど気にしておらず、逆に夜の生活が充実していた。

多喜は体重の回復で再びその膨らみと張り取り戻した薫の乳房を揉み、そして舌で乳首を転がした。


「ああっ!気持ちいいっ!
ダメダメダメっ!

あはんっ!」

薫はそれだけで激しくよがり始め、身をくねらせた。

前戯だけでイキそうになり、大きな喘ぎ声を上げる薫の口を塞ぐようにまたキスをし、舌を絡ませる多喜。
それにより、声が出せなくなった薫は

「んんっ、んっ」

と、喉の奥で喘ぎ声を出し、鼻息が荒くなった。

多喜は薫の反応の良さに感動しながら、今度は首筋を舐めながら、徐々に舌を下に下にと這わせていった。

薫のペニスはもう思いっきり勃起しており、多喜はそれを手で扱き、タイミングを見て咥え込んだ。

薫と付き合うようになってから、多喜のフェラテクも格段に上がっており、今の感じやすくなった薫なら、僅かな時間でイカせる事が出来た。

「ああっ!

真ちゃんっ!

イクッ!

出ちゃうぅっ!」


薫は眉間に皺を寄せて苦しそうに言うと、熱い液体を多喜の口中に放出した。

薫は元々多喜の精液を口に出してもらうのが大好きだったが、自分が出すのは申し訳なく思い、あまり好きではなかった。
しかし、薬の影響で性癖が変わってしまってからは、好んで出すようになった。
それを多喜も喜んで許容した事から、欠かせない行為となっていた。

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