220 / 409
新章〜新たなる潮流〜
芽生え
「お疲れ様です」
翌日も店に出た未来は、仕事を終え、後片付けを済ませると、控え室にいたキャシーとユウに挨拶をした。
「お疲れ様~未来ちゃん」
「ママ、お疲れ様です。」
「ねえねえ、未来ちゃん
ちょっと時間ある?」
ユウが着替えながら未来に言うと
「えっ、はい。
明日は学校も休みですので」
「だったらさあ、ご飯食べに行こうよ。
ママもどう?」
「ワタシはいいわ。
これ以上太りたくないし
若い人だけで行ってきなさいよ」
キャシーは片眉を上げて笑いながら言った。
ユウは未来を連れて、御堂筋沿いにある二十四時間営業のファミリーレストランに入った。
「未来ちゃん、何食べる?
奢るわよ」
「いえいえ、そんな」
未来は慌てて手を広げて固辞したが
「いいからいいから」
ユウはそう言って笑った。
結局、未来はたらこスパを頼み、ユウはドリアをオーダーした。
料理が来るまでの間、手持ち無沙汰になった二人だったが、ユウは我慢しきれず、早速質問を開始した。
「ねえねえ、昨日の岡田社長とのアフターの話を聞きたいっ!」
「えっ、昨日の…?」
「そうそう。
あれからどうなったのよ。
だって、店にいるとき、すごく良い雰囲気だったじゃん」
「それは…」
「詳しく聞かせて」
未来は戸惑いの色を見せたが、一番尊敬していて一番大好きなユウにだったら全部話してもいいかと思い…
一から話し始めた。
「えっと、あの後、お寿司屋さんに連れてってもらって、ご馳走になってしまったんですけど…
そこでも色んな話して、すごく楽しかったんです。
食事の後、近くのバーに行って少し飲んだんです。
そこで、付き合ってほしいって言われました。」
「えーーーっ!!
ウソっ!
マジなの?」
「はい。マジです。」
「未来ちゃん、なんて答えたの?」
「ワタシ、こうやって女の子の格好で生活し始めてまだ一ヶ月だし、どう答えていいかわからないって言いました。」
「そうなんだ」
「でも、岡田社長って話し上手で、ワタシもすごく心地良い時間をすごさせてもらいましたので、連絡先の交換をさせていただいて、しばらくはお友達としての関係でいられないかなって…
お願いしたら、わかったって言ってくれました。」
「なんか、良い感じやん」
「今お付き合いしても、まだワタシって全然男ですし、女性ホルモンの効果が出ておっぱいが大きくなったら、あらためてお付き合いをお願いしたいって思っています。」
「えー、そうなの?」
「はい。
目標Cカップ
最低ノルマはBカップです」
「何それー
もし、おっぱい全然大きくならなかったらどうすんのよ
女ホルなんて個人差めちゃあるんだから」
「それもまた運命だと思いますし
これは賭けです」
未来はそう言うと、楽しそうに笑った。
翌日も店に出た未来は、仕事を終え、後片付けを済ませると、控え室にいたキャシーとユウに挨拶をした。
「お疲れ様~未来ちゃん」
「ママ、お疲れ様です。」
「ねえねえ、未来ちゃん
ちょっと時間ある?」
ユウが着替えながら未来に言うと
「えっ、はい。
明日は学校も休みですので」
「だったらさあ、ご飯食べに行こうよ。
ママもどう?」
「ワタシはいいわ。
これ以上太りたくないし
若い人だけで行ってきなさいよ」
キャシーは片眉を上げて笑いながら言った。
ユウは未来を連れて、御堂筋沿いにある二十四時間営業のファミリーレストランに入った。
「未来ちゃん、何食べる?
奢るわよ」
「いえいえ、そんな」
未来は慌てて手を広げて固辞したが
「いいからいいから」
ユウはそう言って笑った。
結局、未来はたらこスパを頼み、ユウはドリアをオーダーした。
料理が来るまでの間、手持ち無沙汰になった二人だったが、ユウは我慢しきれず、早速質問を開始した。
「ねえねえ、昨日の岡田社長とのアフターの話を聞きたいっ!」
「えっ、昨日の…?」
「そうそう。
あれからどうなったのよ。
だって、店にいるとき、すごく良い雰囲気だったじゃん」
「それは…」
「詳しく聞かせて」
未来は戸惑いの色を見せたが、一番尊敬していて一番大好きなユウにだったら全部話してもいいかと思い…
一から話し始めた。
「えっと、あの後、お寿司屋さんに連れてってもらって、ご馳走になってしまったんですけど…
そこでも色んな話して、すごく楽しかったんです。
食事の後、近くのバーに行って少し飲んだんです。
そこで、付き合ってほしいって言われました。」
「えーーーっ!!
ウソっ!
マジなの?」
「はい。マジです。」
「未来ちゃん、なんて答えたの?」
「ワタシ、こうやって女の子の格好で生活し始めてまだ一ヶ月だし、どう答えていいかわからないって言いました。」
「そうなんだ」
「でも、岡田社長って話し上手で、ワタシもすごく心地良い時間をすごさせてもらいましたので、連絡先の交換をさせていただいて、しばらくはお友達としての関係でいられないかなって…
お願いしたら、わかったって言ってくれました。」
「なんか、良い感じやん」
「今お付き合いしても、まだワタシって全然男ですし、女性ホルモンの効果が出ておっぱいが大きくなったら、あらためてお付き合いをお願いしたいって思っています。」
「えー、そうなの?」
「はい。
目標Cカップ
最低ノルマはBカップです」
「何それー
もし、おっぱい全然大きくならなかったらどうすんのよ
女ホルなんて個人差めちゃあるんだから」
「それもまた運命だと思いますし
これは賭けです」
未来はそう言うと、楽しそうに笑った。
あなたにおすすめの小説
世界の終わりにキミと
フロイライン
エッセイ・ノンフィクション
毎日を惰性で生きる桐野渚は、高級クラブの黒服を生業としていた。
そんなある日、驚くほどの美女ヒカルが入店してくる。
しかし、ヒカルは影のある女性で、彼女の見た目と内面のギャップに、いつしか桐野は惹かれていくが…