ニューハーフ極道ZERO

フロイライン

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大阪第二次抗争編

警戒体制

多村が動き出し、俄かに緊張感が走る中、多喜と薫の夫婦の緊張感は半端ではなかった。

店にいる時も、客が入ってくる度にビクッとし、どうしても入り口に視線を向けてしまうのだ。

それがただの客だとわかると、薫はホッとした様子で

「いらっしゃいませ」

と、笑顔で声がけをした。


閉店時間となり、暖簾を中にしまい込む薫を見つめながら、多喜は呟くように言った。

「薫、ここのところ気が休まる事がないよな。

お前にも迷惑かけて本当にすまない。」


「何言ってるのよ、真ちゃん

ワタシ達夫婦じゃない。
迷惑とか思うわけないよ」


「ありがとう。

とにかく、しばらくは常に一緒に行動して、一人では出歩かないようにしようよ。」


「うん。

あ、真ちゃん

明日なんだけど」


「うん、何かあったっけ?」


「オヤジ…

いえ、沢木さんの命日なの。

ワタシ、体を壊してる時は行けなかったけど、それ以外は毎年お家にお邪魔して線香をあげてるの。

行ってもいいかな」



「ああ、言ってたよね。

それは勿論。
家の近くまで送ってくし。
俺、車で待っとくから、ゆっくり行っておいで。」


「ごめんね、真ちゃん
でも、申し訳ないわ。こんな事で真ちゃんの時間を潰しちゃうのは」


「いや、大丈夫。

その代わり今夜は、帰ってからいっぱいサービス頼むよ。」


「うん。それは任せといて。
いっぱいするからね」

薫は顔を赤らめて言った。

「よっしゃー

じゃあ、さっさと片付けて早く帰るぞ」


多喜は片付けしている手を早めた。





約束通り、帰宅後、多喜と薫は濃厚なセックスを繰り広げ、寝不足のまま朝を迎えた。
やはり、危機が迫った状況の方が、互いに燃えまくったのだ。



乳房を放り出して裸で寝ていた薫は、目覚ましが鳴った事により、ハッとして目を覚ました。



「なんだ、もう朝か」

多喜もやり過ぎてヘトヘトになった体を動かせず、薫に言うと

「もう7時だわ」

と時計を見ながら言い、むくっと起き上がった。

「薫ちゃん
おっぱい吸わせて」

多喜が甘えた口調で言うと、薫は笑みを浮かべて

「何よ、もう
子供みたいな口調で」

と言いながら、もう一度横になり、多喜の口のところに乳首を持っていった。

多喜は美味しそうに乳首を吸い、もう一つの乳房を手で揉んだ。


「ダメっ、またしたくなるじゃん」

薫はやめさせようとしたが、多喜は止まらず、二人共がまたエンジン全開となって激しいセックスを始めた。

薫の淫乱ぶりは日を追うごとにエスカレートし、多喜を喜ばせた。
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