ニューハーフ極道ZERO

フロイライン

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筒井未来〜女子力向上計画編〜

初体験

優磨は、未来を見るなり、その変化に驚いた。

「未来、何かあった?」


「えっ、ワタシ、変?」


「いや、そういう事じゃなくて

この前会った時より、雰囲気が変わったっていうか、さらに女らしくなったっていうか」


「えっ、わかるの?優磨

なんか嬉しい」

未来は顔を赤らめて喜んだ。




「さて、どこ行くかな

未来、行きたいとこある?」

優磨が聞くと、未来は少し間を置いて


「優磨と二人きりになれるところがいい…」

と、言った。


それが何を意味しているか、優磨はすぐに理解し、頷いた。

二人は梅田にあるシティホテルに入ったのである。


経験豊富であろう優磨に比べて、一ヶ月みっちりトレーニングを積んだとはいえ、全くの未経験の未来とでは、その緊張感に格段の差があり…

ガチガチに固くなる未来に対し、優磨は

「未来、大丈夫?

怖かったらムリする必要は全然ないんだからね。」

と、優しく言った。


「ううん、大丈夫」


未来は首を横に振ると、優磨に抱きついた。

優磨は、未来の信託を得たと判断し、抱きしめながらキスをした。

初めての男性とのキス

ユウのよりも繊細さはないが、情熱的な接吻であった。

思えば、未来自身、幼少期から自分の性に違和感があったが、それほど性的な関心はなかった。

ニューハーフ、性同一性障害、ゲイと言っても、様々な分野に分かれており、男のままの姿の同性愛の者もいれば、女性の姿で異性愛の者も存在する。
異性装で満足する者もいれば、体も変えなければ気が済まない者もいて、まさに千差万別といった言葉がぴったりであった。

未来は肉体を含む外見を女性にしたいと思っていたが、恋愛対象はハッキリと男性が好きだとは言えなかった。いや、自分でもよくわからなかった。
勿論、女性を好きになる事はなかったが、男性への関心も薄いまま、大人となり、そしてニューハーフになった。

女性ホルモンの投与、睾丸摘出、優磨との出会い
アナルの開発を経た今、ハッキリと男性…優磨を強く意識し、抱いて欲しいと心から思ったのである。

そして、この情熱的な口づけを交わした今、その思いは確固たるものとなった。

キスの後、未来はシャワーを浴びたいと申し入れ、優磨も同意。

未来から浴室に向かった。
普段より手短にシャワーを終えると、バスタオルを胸から巻いて出てきて、優磨とバトンタッチした。

未来はそのままベッドに行かず、トイレに入り、優磨がシャワーを浴びている間に腸内洗浄を行った。

洗浄を終え、未来は先にベッドに潜り込み、優磨が出てくるのを待った。

それから五分ほどして優磨が浴室から出て、ベッドに戻ってきた。
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