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恋人との日々編
parallel couple
「遅れてすまん」
「ワタシも今来たとこやし」
ユウは、いつも待ち合わせに使っているカフェに現れた功太を見上げて言った。
「腹減ったし、何か食べてええか?」
「うん。食べ食べ」
功太はメニューを手に取り、真剣な表情で品定めしていたが
「功ちゃん、最近忙しそうやね
大丈夫?」
そんな功太に、ユウは慮った口調で言った。
「まあ、今はしゃあないわ。
色々ややこしい事が起きとるし」
「あんまり無理せんとってや。」
「俺らは何もしてへんしな。
忙しくさせてくれてんのは向こうやから。」
「それはそうやけど、功ちゃんに何かあったらワタシ…」
ユウは急に神妙な顔をしてぽつりと言った。
「アホ
何もあるはずないわ。
心配すんなって。」
功太が顔を上げて言うと、ユウは少しだけ笑みを浮かべた。
「あ、そうそう
聞いた?
岡田社長と未来ちゃんが結婚するそうよ。」
「えっ、ホンマか?」
「うん。
最近の事らしいけど、プロポーズされたんだって。
すごく喜んでた。」
「へえ、やるなあ若…
ユウ」
「ん?」
「俺らもそろそろ式挙げるか。
延期してる間に先越されてしもたわけやし」
「功ちゃん、無理せんでええよ。
ワタシはそんなん全然待てるし。
でも、岡田社長は未来ちゃんに一目惚れやったね
あれだけの美人やったら、たとえニューハーフやったとしても惚れてしまうやろうね。」
「俺は未来って子もこの目で見た事あるから言えるけど、ハッキリ言うてお前の方が数段美しさは上やで。」
「えーっ、何なん
今度は褒め殺しかいな」
「そんなんちゃうわ。
俺の本心と客観的事実を言うてんねん。
お前ほどの美人っちゅーか、ええ女は見た事あらへん。」
功太はそう言うと顔を真っ赤にして視線を逸らして俯いた。
「何やのよ、もう
赤面するんやったら言わんとき」
ユウもまた顔を赤らめて笑って言った。
功太は、バツの悪そうな表情を浮かべてメニューを見ていたが、すぐに店員を呼び
「あの、これ下さい。
飲み物は、ホットで」
と、メニューを指差しながら伝えた。
「もう、可愛いんやから」
店員が去った後、ユウは功太に顔を近づけて言った。
「どこがやねん」
功太はようやく笑みを浮かべ、ユウに向かってツッコミを入れた。
「ワタシも今来たとこやし」
ユウは、いつも待ち合わせに使っているカフェに現れた功太を見上げて言った。
「腹減ったし、何か食べてええか?」
「うん。食べ食べ」
功太はメニューを手に取り、真剣な表情で品定めしていたが
「功ちゃん、最近忙しそうやね
大丈夫?」
そんな功太に、ユウは慮った口調で言った。
「まあ、今はしゃあないわ。
色々ややこしい事が起きとるし」
「あんまり無理せんとってや。」
「俺らは何もしてへんしな。
忙しくさせてくれてんのは向こうやから。」
「それはそうやけど、功ちゃんに何かあったらワタシ…」
ユウは急に神妙な顔をしてぽつりと言った。
「アホ
何もあるはずないわ。
心配すんなって。」
功太が顔を上げて言うと、ユウは少しだけ笑みを浮かべた。
「あ、そうそう
聞いた?
岡田社長と未来ちゃんが結婚するそうよ。」
「えっ、ホンマか?」
「うん。
最近の事らしいけど、プロポーズされたんだって。
すごく喜んでた。」
「へえ、やるなあ若…
ユウ」
「ん?」
「俺らもそろそろ式挙げるか。
延期してる間に先越されてしもたわけやし」
「功ちゃん、無理せんでええよ。
ワタシはそんなん全然待てるし。
でも、岡田社長は未来ちゃんに一目惚れやったね
あれだけの美人やったら、たとえニューハーフやったとしても惚れてしまうやろうね。」
「俺は未来って子もこの目で見た事あるから言えるけど、ハッキリ言うてお前の方が数段美しさは上やで。」
「えーっ、何なん
今度は褒め殺しかいな」
「そんなんちゃうわ。
俺の本心と客観的事実を言うてんねん。
お前ほどの美人っちゅーか、ええ女は見た事あらへん。」
功太はそう言うと顔を真っ赤にして視線を逸らして俯いた。
「何やのよ、もう
赤面するんやったら言わんとき」
ユウもまた顔を赤らめて笑って言った。
功太は、バツの悪そうな表情を浮かべてメニューを見ていたが、すぐに店員を呼び
「あの、これ下さい。
飲み物は、ホットで」
と、メニューを指差しながら伝えた。
「もう、可愛いんやから」
店員が去った後、ユウは功太に顔を近づけて言った。
「どこがやねん」
功太はようやく笑みを浮かべ、ユウに向かってツッコミを入れた。
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