ニューハーフ極道ZERO

フロイライン

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road to lord

仁義

「優磨、お仕事の方はどうなの?」

未来の小さなベッドで体を寄せ合いながら、二人はセックス後のトークを楽しんでいた。


「ああ。何かと色々あるよ。」


「早くワタシもお手伝いしたいな。」


「ありがとう。

俺としては、先ずは結婚に向けて動き出したいんだけど、どうかな」


「うん。
でも、実家に帰ってみて、親に理解してもらうのがこんなに大変だとは思ってもみなかったわ。
勿論、簡単に理解なんてしてもらえないって思ってたし、無理なら早々にこっちに帰ろうと思ってたの。

でも、叔父さんのおかげで話を聞いてもらえる場が出来て‥

聞いてもらえたのはよかったけど、それがけっこう精神的な負担になったんだよね」


「そうか。
今度は結婚てなったら、余計に拗れるかもね。

でも、次は俺も実家に一緒に行って話をさせてもらうから、その点では安心してもらってていいよ。」


「ありがとう、優磨

大好き」

未来は優磨の頬にキスをして密着した。


「ねえ、優磨」


「ん、どうした?」


「明日の予定ってどうなってるの?」


「明日は何もないよ。
フツーに休み、まだ三日だしな。

どこか行く?」


「ううん。
だったら二人でゆっくりしたいなって…」


「ああ、良いね。
そうしよう。」


「ワタシ、ご飯作るよ。

優磨の好きなものって何?」


「俺の?

未来以外にってこと?」


「ワタシは食べられないよ。
料理の話

いつも食べに行ったらワタシの食べたいものに合わせてくれてるし、実際何が一番好きなのかなあって思ってたのよ。」

未来は優磨のジョークを軽くいなすと、話を続けた。


「そうだなあ。
正直に一番好きな料理を言ってもいい?」


「うん。
言って言って」


「俺の一番好きな料理は、クラムチャウダーなんだ。」


「えっ、クラム…」


「俺、ずっとアメリカ住んでたじゃん
向こうのレストランで食ったやつがとにかく美味くて、ハマっちゃったんだ。
だから日本に帰ってきてからも、たまに食べるんだけど、日本てあまりないんだよね。
クラムチャウダー出してくれるところが。」


「へえ…
ワタシ、食べた事ない…」

未来はバツの悪い表情を浮かべて言った。


「いや、クラムチャウダーなんてものはレストランとかで食うのが普通だし、家で作るのもなかなか大変だから。

未来の作ってくれるものなら何でも美味しくいただくよ。
その気持ちが嬉しいんだ。」


「ううん、頑張って作るね」

未来は優磨の首の辺りに自分の鼻を擦り付けるようにしてキスをした。
何度も。

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