296 / 409
exclusive defense
薫の誤
しおりを挟む
「今通っている空手道場の師範も言ってたんですけど、薫さんて男時代、めちゃくちゃ強かったんですって。
師範も歯が立たないくらい。
でも、ニューハーフとして生きる事を選んでから、女性ホルモンや去勢によって筋力が低下して…
ワタシの場合、まだ女ホルの期間は短いけど、薫さんはもう十年以上だって言うし、その間運動も一切してなかったみたいで…
驚くほど弱くなってしまってるみたいなんです。」
「何も運動をしてこなかったワタシですら、女ホルをやりだしてから、ほんまに体力が無くなったって思うもん。
アスリート系の人だったら尚更やんね。」
ユウは神妙な顔をして言った。
「元々、ワタシも薫さんも恋人を守りたい一心から空手をやろうと思ったんですけど、薫さんの場合、予想以上にダメだったみたいで、ショックを受けてしまったようなんです。
で、旦那さんに相談して、しばらく仕事を休んで体を鍛える事に専念する事になったんです。
とは言っても、代わりに働いてくれる人が見つかるまではムリなんですけどね。」
「なるほどね。
それでワタシが代わりに働かないかってことなんやね?」
「そうなんです。
ユウさんなら薫さんともお知り合いだし、丁度良いかなって。」
「うん。
でも、ワタシに務まるかしら…
ラーメン屋さんなんて…
なんか難しそう」
「作るのは全部旦那さんが担当されてるみたいなので、大丈夫だと思いますよ。」
「そっか…
だったら、役に立てるかどうかわからへんけど、行ってみようかな」
「ありがとうございます!
早速薫さんに連絡してみます。」
未来は携帯を取り出し、その場ですぐに薫に電話をかけた。
そして、今ユウと話していた内容を全て電話の向こうの薫に伝えた。
「そうなんです
はい
今、ユウさんと心斎橋と本町の間くらいにあるカフェにいて…そこでお話をして…
はい
はい、そうです。
えっ、薫さん、難波におられるんですか
あ、そうなんです。
いいんですか?
ワタシ達は全然大丈夫です。
むしろお会いしたいくらいです」
薫がたまたま近くにいたらしく、未来はユウに確認もせずに勝手に話を進めていき、電話を切った。
「薫さん、難波に買い物に来てるみたいで。
こっちに合流してもらう事にしました。
いいですか?」
事後承諾を求める未来に、ユウは少し笑いそうになってしまったが、穏やかな表情を浮かべて頷いた。
師範も歯が立たないくらい。
でも、ニューハーフとして生きる事を選んでから、女性ホルモンや去勢によって筋力が低下して…
ワタシの場合、まだ女ホルの期間は短いけど、薫さんはもう十年以上だって言うし、その間運動も一切してなかったみたいで…
驚くほど弱くなってしまってるみたいなんです。」
「何も運動をしてこなかったワタシですら、女ホルをやりだしてから、ほんまに体力が無くなったって思うもん。
アスリート系の人だったら尚更やんね。」
ユウは神妙な顔をして言った。
「元々、ワタシも薫さんも恋人を守りたい一心から空手をやろうと思ったんですけど、薫さんの場合、予想以上にダメだったみたいで、ショックを受けてしまったようなんです。
で、旦那さんに相談して、しばらく仕事を休んで体を鍛える事に専念する事になったんです。
とは言っても、代わりに働いてくれる人が見つかるまではムリなんですけどね。」
「なるほどね。
それでワタシが代わりに働かないかってことなんやね?」
「そうなんです。
ユウさんなら薫さんともお知り合いだし、丁度良いかなって。」
「うん。
でも、ワタシに務まるかしら…
ラーメン屋さんなんて…
なんか難しそう」
「作るのは全部旦那さんが担当されてるみたいなので、大丈夫だと思いますよ。」
「そっか…
だったら、役に立てるかどうかわからへんけど、行ってみようかな」
「ありがとうございます!
早速薫さんに連絡してみます。」
未来は携帯を取り出し、その場ですぐに薫に電話をかけた。
そして、今ユウと話していた内容を全て電話の向こうの薫に伝えた。
「そうなんです
はい
今、ユウさんと心斎橋と本町の間くらいにあるカフェにいて…そこでお話をして…
はい
はい、そうです。
えっ、薫さん、難波におられるんですか
あ、そうなんです。
いいんですか?
ワタシ達は全然大丈夫です。
むしろお会いしたいくらいです」
薫がたまたま近くにいたらしく、未来はユウに確認もせずに勝手に話を進めていき、電話を切った。
「薫さん、難波に買い物に来てるみたいで。
こっちに合流してもらう事にしました。
いいですか?」
事後承諾を求める未来に、ユウは少し笑いそうになってしまったが、穏やかな表情を浮かべて頷いた。
4
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる