ニューハーフ極道ZERO

フロイライン

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懐柔編

後悔の念

ヤクザ者のセックスは激しいと言われている。

しかし、優磨や多喜、功太はそれぞれ恋人がニューハーフであり、中々勝手が違うのか、性癖にも色々あるのか、そういうわけでもなかった。

特に功太は、ユウに掘られるのが好きで、夜の営みでは、昼の威勢の良さは一切なく、仔犬のように従順だ。

多喜も若干薫に甘える事も多かったが、大概はリードする役目を担っていた。


優磨に至っては、未来と年齢が離れている事や、未来自体がウブで未経験だったことから、いつもリードし、そして色々と教えていった。


その日も、未来と会って、食事をしながら式の打ち合わせをする優磨だったが、それが終わるとホテルの部屋に移り、愛の営みを行っていた。


すっかり女らしい肉体を手に入れた未来に対し、背後から両胸を揉み、首筋にキスをした。


「あっ!あんっ!

気持ちいいっ!

優磨!ああっ!愛してるっ!」


あまりの快感に、大きな喘ぎ声を上げる未来を、優磨は優しく愛撫した。

そして、いつものように、最後は未来の開発済みのお尻に挿入し、フィニッシュした。

未来は何度もイキ、グッタリとその場に突っ伏した。


「相変わらず締まりが良くて、すぐにイッちゃうな。
早漏で申し訳ない」

優磨が申し訳なさそうに言うと、呼吸を乱して動けない様子の未来が首を横に振った。


「全然…早く…ないよ

これ以上続いたら…ワタシ

おかしくなっちゃう」


「だったらいいんだけど…」


「優磨
結婚したら毎日一緒にいられるんだね。
ホントに楽しみでしょうがないよ」


「そうだな。俺もだよ。

もうすぐ挙式だけど、マリッジブルーになってないか?」


「なるわけないじゃん。

毎日ワクワクしてるんだよ。

出席してくれる人達もたくさんじゃないけど何人か決まったし、本当にありがたく思ってる。」


「ごめんな。無理させてしまって。」


「謝らないで。
優磨は大きな会社の社長なんだし、お付き合いのある人達も多いんだし。」


「まあ、式なんて一瞬だし、一日だけ我慢してくれよ。」


「我慢だなんて…

ワタシ、すごく楽しみにしてるんだよ。
だって、ウェディングドレスを着られるんだもの。

ワタシがニューハーフだからかもしれないけど、ウェディングドレスを着ることを、子供の時からずっと夢見てきて…
でも、現実にはムリなんだろうなあって思ってたのに、それが叶う事になったんだよ。

ホントに夢みたい!」


未来は優磨に抱きつき、屈託のない笑みを浮かべた。

この無邪気さこそが未来の魅力であり、優磨が惹かれた要因の一つでもあった。
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