ニューハーフ極道ZERO

フロイライン

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最終決戦篇

腑抜け

持続性性喚起症候群が再発してしまった薫と、それに匹敵するくらいのセックス中毒になってしまった小百合は、昼夜関係なくお互いを求め続けた。

外出する時も一緒で、手を繋ぎ、暇さえあればキスをしたりイチャつく姿があちこちで目撃され、近所でも噂になってしまった。
知らない者から見れば、そこそこ年齢のいった女とまあまあ若く見える女の同性愛カップルだったが、女の同性愛カップルではなく、ニューハーフの同性愛カップルだった。


その日も、二人で買い物に出かけ、帰ってくるとすぐに裸になった。
家では裸ですごす約束になっているからだ。

そして、スタートは濃厚なキスから始まり、続いて互いの体を舐めまくり、シックスナインでフェラをし合うというのがお決まりだった。

もうこれだけで二人共狂ったように喘ぎ声を出し、乱れに乱れまくった。

メインのアナルになると、最近の二人の中でブームになっている行為があった。

それは…


「はい、薫ちゃん」


「ありがとう」


小百合は薫に浣腸を手渡した。

それぞれが浣腸を手にすると、互いの尻に液を注入した。


「あっ…」

二人ともに強烈な便意が襲うが、苦悶の表情を浮かべながらセックスを続けるのだ。


「あかん、出てまうっ!」


小百合のほうが限界を迎えそうになり、そう叫んだが、肛門の緩みは、夫が早くに死んでしまった小百合に比べ、毎日のように多喜に挿入されていた薫の方がガバガバになっており、程なくして薫も限界を迎えた。

「出ちゃうっ!出ちゃうっ!」

二人して抱き合ったまま額に汗をかき合い、互いを見つめると、それだけで即イキしそうになった。

結局は限界点を迎え、一階と二階のトイレにそれぞれが駆け込むのだが、たまに間に合わず、途中で漏らしてしまう事もあった。

そんな時でも二人一緒に掃除をし、文句などは言わない。


一日中、このような痴態を見せ合い、他のことは一切せずにセックスばかりして、ほぼベッドですごした結果、小百合はさらに太り、薫も同じくお腹が出てきてふくよかになった。

夫の仇打ちをしようとしていた人間とは思えないほどのたるみ具合で、ある意味では、小百合の作戦が成功したと言えた。


本来であれば、未来の最後の戦いには、薫の協力が不可欠であった。

しかし、もう薫は性に溺れ、現実に背を向ける廃人であり、未来の役に立てる状態ではなかった。
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