ニューハーフ極道ZERO

フロイライン

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最終決戦篇

芳香

いつものように薫と小百合は、濃厚なセックスを堪能し、グッタリとなっていた。


「なあ、薫」


「ん?」


「あんた、また一段と太ったんとちゃう?」


「えっ、そう?」


「体重もワタシと変わらへんやろ?」


「だったら嬉しい。」


「どういう事や?」


「ワタシ、小百合と同じようになりたくてね。
頑張って太ったのよ。」


「アンタ、どうりで最近甘いものばかり食べるし、ご飯もおかわりするって思てたんよ。」


「どう、ワタシの体?」


「最高やわ。」


ブタ女二人は、互いのカラダを愛おしそうに触りながら濃厚なキスをした。


こんな体で未来の役に立てるわけなどない。
また、そんな気概も既に消失してしまった。

薫は、そんな思いに包まれながら、小百合の体に自身の体を纏わり付かせた。

ドラッグの後遺症で、セックス依存症になってしまい、小百合と一日中このような生活を送っている。

ダメだとわかっていてもやめられない。

こんな堕落した自分を叱ってくれる人はもういない。

いや、ユウは心配してくれたが、薫の心に響く事はなかった。
やはり、多喜以外には、薫の心に響く人間は存在しない。

未来の無謀ともいえるその計画を聞いても、薫は止める事をせず、目を背け、小百合との堕落した生活を選んだ。


薫の離脱により、未来は危機を迎えていた。
勿論、最初から一人でやろうと決めていたが、ひょっとしたら薫が来てくれるのではと、淡い期待がなくもなかった。

だが、もう一人でやるしかない。

未来は、暗い部屋で一人、精神を研ぎ澄ませていた。



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