ニューハーフ極道ZERO

フロイライン

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最終決戦篇

抑止力

家に帰ってきた薫と小百合は、深刻な表情で話し合っていた。


「小百合、ワタシ…」


「アンタが話そうとしてることはわかってる。

それから、止めても無駄やということもな。」


「ごめんなさい…」


「アンタが決めたことや。
ワタシがとやかく言うことでもないわ。」


「うん…」


「ワタシはアンタに心から感謝してるんや。

ずっと一人で寂しい思いをしてたワタシを救ってくれたのが薫…
アンタやってん。

だから…もう、アンタの邪魔をすることもない



行っておいで。」


「小百合…

ごめん…」


「でも、約束して。
必ず帰ってくると。」


「うん。

帰ってくる

全部終わったら、今度こそ二人で一生仲良く暮らそう。」


「愛してるわ、薫」


「ワタシも愛してる、小百合」


二人は抱きしめ合い、そのままベッドの上に移り、激しく体を絡め合った。

セックス依存症の薫と、薫依存症の小百合は、別れを惜しむかのようなセックスを繰り広げ、二人共これでもかというくらい絶頂に達し、凄まじく疲弊した。


アナルでイクと、何度もイケるのが利点だが、反面、体力を奪われ、とにかく疲れる。
特に肥満の小百合や、小太りとなった薫は、余計に疲れ、終わった後はしばらく動けなくなる。

こんな事をほぼ毎日繰り返し、堕落した生活をしていた二人だったが、未来を止めるという使命が出来た薫は、ようやくこの愛の沼から脱する事が出来た。


翌朝、薫はユウに聞いた美来の居場所を目指し、家を出ていった。



小百合は、亡き夫の仏壇に手を合わせ、薫の無事を祈るしか出来なかった。

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