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最終決戦篇
未来
警官が部屋になだれ込んできて、部屋にいた人間全員を連行した。
途中、亮輔と薫が聞かされていない事を未来が大友達に提示したりしたので、混乱する事になったが、最終的には軌道修正し、シナリオ通りに運んでいった。
警察で取り調べを受けた未来と薫は、正当防衛が認められ、程なくして釈放された。
それに反し、大友達は、未来が提出した証拠となる動画により、身柄を確保され、今も取り調べが続いている。
「やっと終わりましたね。」
バーのママに復帰した未来のところにやってきた鷹村は、笑みを浮かべて語りかけた。
「全ては鷹村さんのおかげです。
あの動画がなければ、ワタシ達は大友らと刺し違えていたかもしれません。
それくらい不利な中での話し合いでしたから。」
「まあ、そうなるのも目に見えていたし、なんとか若森とギリギリで接触出来て、例のものを手に入れる事が出来てよかったと思いますよ。」
「ところで亮輔さんは?」
「ああ。上手く逃すことが出来たよ。
今はどこかで例の彼女と一緒にいるんじゃないか。
もっとも、その彼女は相当お怒りのようだが。」
「えっ、どうしてですか?」
「警察の目を逃れるために、あの薬を使ってまた性転換したらしくて、女になっちまったらしいんだよ。」
「そうなんですか!?
全てが終わったら、綾香さんと結婚するっておっしゃってたのに…」
「まあ、松山亮輔がそこにいたって事は大友組の証言以外、何も出ていないから、すぐに元に戻ると思いますがね。」
「でも、あの性転換薬って脳が女性化してしまうらしいし…心配です。」
「新田薫はどうしてますか?」
「薫さんは、また沢木組長の奥様のところに戻りました。
残りの人生を彼女と一緒にすごされるそうです。」
「そうですか。
で、八代目は?」
「やめて下さい
ワタシはもう垂水組とは関係ないんですから。」
「いやいや、垂水組の歴史であなたほど組を救う活躍をしてくれた人はいませんよ
私を含めて、全員が感謝しています。
垂水組もこれで分裂しなくて済みます。
本当にありがとう。」
「いえ、ワタシは…何も…
とりあえず、このバーを続けながら、身の振り方を考えていきたいと思っています。」
「あなたはまだ若い。
色んな事にチャレンジしてほしい。
もちろん、新しい恋にも。」
「どうですかね。
今はそんな気持ちにはなれません。
これからもずっと…
多分…」
未来は、少し笑みを浮かべて鷹村の空いたグラスを受け取った。
完
~新ニューハーフ極道につづく~
途中、亮輔と薫が聞かされていない事を未来が大友達に提示したりしたので、混乱する事になったが、最終的には軌道修正し、シナリオ通りに運んでいった。
警察で取り調べを受けた未来と薫は、正当防衛が認められ、程なくして釈放された。
それに反し、大友達は、未来が提出した証拠となる動画により、身柄を確保され、今も取り調べが続いている。
「やっと終わりましたね。」
バーのママに復帰した未来のところにやってきた鷹村は、笑みを浮かべて語りかけた。
「全ては鷹村さんのおかげです。
あの動画がなければ、ワタシ達は大友らと刺し違えていたかもしれません。
それくらい不利な中での話し合いでしたから。」
「まあ、そうなるのも目に見えていたし、なんとか若森とギリギリで接触出来て、例のものを手に入れる事が出来てよかったと思いますよ。」
「ところで亮輔さんは?」
「ああ。上手く逃すことが出来たよ。
今はどこかで例の彼女と一緒にいるんじゃないか。
もっとも、その彼女は相当お怒りのようだが。」
「えっ、どうしてですか?」
「警察の目を逃れるために、あの薬を使ってまた性転換したらしくて、女になっちまったらしいんだよ。」
「そうなんですか!?
全てが終わったら、綾香さんと結婚するっておっしゃってたのに…」
「まあ、松山亮輔がそこにいたって事は大友組の証言以外、何も出ていないから、すぐに元に戻ると思いますがね。」
「でも、あの性転換薬って脳が女性化してしまうらしいし…心配です。」
「新田薫はどうしてますか?」
「薫さんは、また沢木組長の奥様のところに戻りました。
残りの人生を彼女と一緒にすごされるそうです。」
「そうですか。
で、八代目は?」
「やめて下さい
ワタシはもう垂水組とは関係ないんですから。」
「いやいや、垂水組の歴史であなたほど組を救う活躍をしてくれた人はいませんよ
私を含めて、全員が感謝しています。
垂水組もこれで分裂しなくて済みます。
本当にありがとう。」
「いえ、ワタシは…何も…
とりあえず、このバーを続けながら、身の振り方を考えていきたいと思っています。」
「あなたはまだ若い。
色んな事にチャレンジしてほしい。
もちろん、新しい恋にも。」
「どうですかね。
今はそんな気持ちにはなれません。
これからもずっと…
多分…」
未来は、少し笑みを浮かべて鷹村の空いたグラスを受け取った。
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~新ニューハーフ極道につづく~
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