カジュアルセックスチェンジ

フロイライン

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圭吾の車で自宅まで送ってもらったルイは、車を降りる前に、礼を述べていた。


「ありがとう
こんなところまで送ってもらって。」


「いえ、そんな…

僕の方こそ、助けていただいて、感謝してもしきれません。」


「そんなのいいよ。
でも、ケガしなくてよかったね。」


「はい。

ルイさんのおかげです。
本当にありがとうございました。」

 
「また、やられたら助けてあげるわ。」

ルイは、そう言って笑った。

そして…


「ねえ、せっかく送ってきてくれたんだし、はい、サヨナラってのもなんだか気が引けるわ。

ニューハーフがイヤじゃなかったら、お茶でも飲んでく?」


ルイは、少しぎこちない言い方になったと自覚し、顔を赤らめて言った。


「えっ、いいんですか!」


「イヤじゃなけりゃね。」


「そんな事思うはずないです!

嬉しいです!」


圭吾は、素直に喜んだ。


近くのコインパーキングに車を停めると、圭吾は、ルイに案内され、部屋に入った。

喧嘩が強くてサバサバしてるルイだが、部屋はピンクを基調としていて、少女チックな雰囲気が全面に出ていた。


「うわあ、キレイな部屋ですね。」


「そう?
散らかってるでしょ。

最近なの。

引っ越してきたの。」


「へえ、そうなんですか。
女の子の部屋って感じですね。」


「だから女じゃないし。」


「女とか男とか、そういう分け方じゃなくて…

ルイさんほど美しい人を見た事がありません。
それでいて、すごく優しいし。」


「ワタシがキレイ?優しい?

そんな事言われた事ないよ。


あ、コーヒーでいい?」


ルイは、褒められて、顔を真っ赤にすると、それを悟られまいと立ち上がり、キッチンに入っていった。



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