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甲斐甲斐しく
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良太と俊斗が風呂に入ってる間、遥は手持ち無沙汰で、ソファにちょこんと座っているだけだったが、耐え切れずに立ち上がった。
キッチンに行き洗い物を片付けるのを皮切りに、洗濯物を畳み、部屋の掃除を行った。
差し出がましい行為だという自覚を持ちながら…
そうこうしていると、風呂から出た俊斗が裸で飛び出してきた。
そして、遥にまた抱きついた。
完全に体が拭けておらず、遥の服を少し濡らしたが、子供がいないとはいえ、幼稚園教諭をしているだけあって、遥は全く動じなかった。
すると、浴室の方から良太の声が聞こえてきた。
「ごめーん、遥」
と。
「ううん
大丈夫よ
俊斗君に服着せたらいい?
どこにある?」
と、遥も良太のいる方向に向かって大きな声で言った。
「あーっ、ちょっと待ってて」
良太はそう言うと、少しの間があった後、扉を開けて部屋に入ってきた。
全裸だった…
一応、股間部分にタオルは巻いていたが。
遥は、カァーッと顔が熱くなる感覚に陥り、思わず目を伏せた。
「そこにあるのが、パンツと肌着とパジャマ」
良太は床に置かれた俊斗の着替えを指さして言った。
そして、机からピンクの蓋の丸い形をした容器を手に取り
「着させる前にこのクリーム塗らなくちゃいけなくて」
と、言った。
この年齢くらいの子供は肌が乾燥しやすくデリケートだ。
俊斗も皮膚科に通い、これらのクリームを風呂上がりと朝に塗る事を習慣としていたのだった。
「いいよ、ワタシが塗るから。
どこに塗るの?」
「あ、ごめんね。
顔と、首と手足と背中
ほぼ全身なんだ。」
「うん、わかった」
遥は頷き、絨毯の上にバスタオルを敷き、その上に俊斗を寝かせた。
そして、クリームの入った容器の蓋を捻って開けると、人差し指と中指にクリームを取った。
良太に言われた通り、俊斗のおでこから鼻、頬、首と、順にクリームを塗布したのだった。
俊斗も嫌がらずに、クリームを塗る遥の顔を静かに見つめていた。
、
「はい、オッケー
じゃあ、パンツ履こうか」
遥は俊斗に声をかけると、俊斗は頷いて自分でパンツを履いた。
それから肌着とパジャマを着せ、スリーパーを羽織らせた。
「寝相悪いんだよー、俊斗」
良太は申し訳なさそうに言った。
その後、遥は俊斗に白湯を飲ませ、そして頭を乾かした。
続いて、自分の膝の上に俊斗を仰向けに寝かせ、丁寧に歯を磨いてあげたのだった。
「これで全部完了かな
じゃあ寝よっか」
遥が声をかけると
「うん。
先生と一緒にねるっ」
俊斗は頷き、遥の手を引っぱって自分の布団が敷いてる部屋に案内した。
病気で寝ている時、何度もここに来ていた遥は、もう完全にこの家を熟知しており、電気を豆球にして、俊斗の側に座った。
そして、布団の上から手を優しく添えた。
俊斗も誰が側にいてくれることに安心したのか、すぐに寝てしまった。
キッチンに行き洗い物を片付けるのを皮切りに、洗濯物を畳み、部屋の掃除を行った。
差し出がましい行為だという自覚を持ちながら…
そうこうしていると、風呂から出た俊斗が裸で飛び出してきた。
そして、遥にまた抱きついた。
完全に体が拭けておらず、遥の服を少し濡らしたが、子供がいないとはいえ、幼稚園教諭をしているだけあって、遥は全く動じなかった。
すると、浴室の方から良太の声が聞こえてきた。
「ごめーん、遥」
と。
「ううん
大丈夫よ
俊斗君に服着せたらいい?
どこにある?」
と、遥も良太のいる方向に向かって大きな声で言った。
「あーっ、ちょっと待ってて」
良太はそう言うと、少しの間があった後、扉を開けて部屋に入ってきた。
全裸だった…
一応、股間部分にタオルは巻いていたが。
遥は、カァーッと顔が熱くなる感覚に陥り、思わず目を伏せた。
「そこにあるのが、パンツと肌着とパジャマ」
良太は床に置かれた俊斗の着替えを指さして言った。
そして、机からピンクの蓋の丸い形をした容器を手に取り
「着させる前にこのクリーム塗らなくちゃいけなくて」
と、言った。
この年齢くらいの子供は肌が乾燥しやすくデリケートだ。
俊斗も皮膚科に通い、これらのクリームを風呂上がりと朝に塗る事を習慣としていたのだった。
「いいよ、ワタシが塗るから。
どこに塗るの?」
「あ、ごめんね。
顔と、首と手足と背中
ほぼ全身なんだ。」
「うん、わかった」
遥は頷き、絨毯の上にバスタオルを敷き、その上に俊斗を寝かせた。
そして、クリームの入った容器の蓋を捻って開けると、人差し指と中指にクリームを取った。
良太に言われた通り、俊斗のおでこから鼻、頬、首と、順にクリームを塗布したのだった。
俊斗も嫌がらずに、クリームを塗る遥の顔を静かに見つめていた。
、
「はい、オッケー
じゃあ、パンツ履こうか」
遥は俊斗に声をかけると、俊斗は頷いて自分でパンツを履いた。
それから肌着とパジャマを着せ、スリーパーを羽織らせた。
「寝相悪いんだよー、俊斗」
良太は申し訳なさそうに言った。
その後、遥は俊斗に白湯を飲ませ、そして頭を乾かした。
続いて、自分の膝の上に俊斗を仰向けに寝かせ、丁寧に歯を磨いてあげたのだった。
「これで全部完了かな
じゃあ寝よっか」
遥が声をかけると
「うん。
先生と一緒にねるっ」
俊斗は頷き、遥の手を引っぱって自分の布団が敷いてる部屋に案内した。
病気で寝ている時、何度もここに来ていた遥は、もう完全にこの家を熟知しており、電気を豆球にして、俊斗の側に座った。
そして、布団の上から手を優しく添えた。
俊斗も誰が側にいてくれることに安心したのか、すぐに寝てしまった。
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