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浅田ユイ編
最悪な嫁
「ごめんなさい!」
結斗が帰宅すると、妻の知里は真っ青な顔をして土下座した。
「いいよ、そんな事しなくても。
顔を上げなよ。」
いつも温厚な結斗は、この状況下でも怒らずに穏やかな口調で妻に声をかけた。
「で、どうだったの?」
「うん…
あそこって、完璧にヤクザだよね。
それにしても、相当ヤバイとこから金を借りたね。」
「ごめんなさい。
ホストクラブから紹介された貸金業者があそこで…
気が付いたら一千万借りてて…」
「今はもう二千万になってたよ。」
「えっ!」
「違法な金利じゃないかって抗議したんだけど、なんせヤクザだからね…
もちろん通用しなくて、めっちゃ脅されて帰ってきたよ。」
「本当にごめんなさい。
私、風俗とかに行かされるのかな…」
「いや、それは大丈夫だと思う…」
結斗は、ハッキリと言われていた。
「お前の嫁はブスすぎて働き口なんてない」
と…
そして
「ご主人さんが女装して店に出た方が稼げるんじゃない?」
と、真剣に言われて帰ってきたのだった。
もちろん、そんな話を妻に出来るわけもなく…
とはいえ、多額の借金を抱え、どうにもならない状況に追い込まれた結斗は、難しい顔をして考えていたが、全くいい考えが浮かばず…
絶望するしかなかった。
結斗が帰宅すると、妻の知里は真っ青な顔をして土下座した。
「いいよ、そんな事しなくても。
顔を上げなよ。」
いつも温厚な結斗は、この状況下でも怒らずに穏やかな口調で妻に声をかけた。
「で、どうだったの?」
「うん…
あそこって、完璧にヤクザだよね。
それにしても、相当ヤバイとこから金を借りたね。」
「ごめんなさい。
ホストクラブから紹介された貸金業者があそこで…
気が付いたら一千万借りてて…」
「今はもう二千万になってたよ。」
「えっ!」
「違法な金利じゃないかって抗議したんだけど、なんせヤクザだからね…
もちろん通用しなくて、めっちゃ脅されて帰ってきたよ。」
「本当にごめんなさい。
私、風俗とかに行かされるのかな…」
「いや、それは大丈夫だと思う…」
結斗は、ハッキリと言われていた。
「お前の嫁はブスすぎて働き口なんてない」
と…
そして
「ご主人さんが女装して店に出た方が稼げるんじゃない?」
と、真剣に言われて帰ってきたのだった。
もちろん、そんな話を妻に出来るわけもなく…
とはいえ、多額の借金を抱え、どうにもならない状況に追い込まれた結斗は、難しい顔をして考えていたが、全くいい考えが浮かばず…
絶望するしかなかった。
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