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男に左右される人生
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「アンタも大変だね。
ここに来たのも男絡みな話で、でしょ?」
ルミは、愛果の手相を見ながら質問した。
「はい。
おっしゃる通りです。」
「そうなのね…
まだ時間はあるわ。
よかったら話してみない?
聞くぐらいしか出来ないけどね。」
「えっ…
ありがとうございます…」
愛果は、一瞬躊躇したが、実際のところ、一人で抱えきれない思いで、深く悩んでいたため、言われた通りルミに全てをぶちまけた。
父のせいで、進学もできず、地元にもいられなくなって逃げるようにして東京に出てきた。
だが、レンという好きな男が一緒ならば、どんな事でも耐えられると思っていた。
しかし、レンにも裏切られてしまった。
自分のこれまでの人生に関わった二人の男は、どちらも自分を傷つけた。
それも深く…
生きる希望を失った愛果だったが、一つだけ引っかかることがあった。
それは、果たして父とレンは、同じ種類の人間なのか?
と、いうことだった。
レンに裏切られたことには変わりない。
しかし、何か腑に落ちない部分があり、モヤモヤした気分で、一人で暮らしていた愛果に、慈愛夢グループの男が現れ、レンが借金を作り強制労働をさせられていると知らせてきた。
よくよく聞いてみると、借金の原因は、自分にプレゼントをするために金を作ろうとして、マルチの人間に騙された事が発端だという。
裏切られたのか、裏切られてないのか
愛果は、それを確かめるために、レンを救い出そうと心に決めたのだ。
だから、今、ここにいるのだ。
そんな愛果の思いを知ってか知らずか、ルミは、じっと彼女の表情を見つめていたが、深く頷き
「悪くはないわ
アンタの選択肢は。」
と、ぽつりと言った、
ここに来たのも男絡みな話で、でしょ?」
ルミは、愛果の手相を見ながら質問した。
「はい。
おっしゃる通りです。」
「そうなのね…
まだ時間はあるわ。
よかったら話してみない?
聞くぐらいしか出来ないけどね。」
「えっ…
ありがとうございます…」
愛果は、一瞬躊躇したが、実際のところ、一人で抱えきれない思いで、深く悩んでいたため、言われた通りルミに全てをぶちまけた。
父のせいで、進学もできず、地元にもいられなくなって逃げるようにして東京に出てきた。
だが、レンという好きな男が一緒ならば、どんな事でも耐えられると思っていた。
しかし、レンにも裏切られてしまった。
自分のこれまでの人生に関わった二人の男は、どちらも自分を傷つけた。
それも深く…
生きる希望を失った愛果だったが、一つだけ引っかかることがあった。
それは、果たして父とレンは、同じ種類の人間なのか?
と、いうことだった。
レンに裏切られたことには変わりない。
しかし、何か腑に落ちない部分があり、モヤモヤした気分で、一人で暮らしていた愛果に、慈愛夢グループの男が現れ、レンが借金を作り強制労働をさせられていると知らせてきた。
よくよく聞いてみると、借金の原因は、自分にプレゼントをするために金を作ろうとして、マルチの人間に騙された事が発端だという。
裏切られたのか、裏切られてないのか
愛果は、それを確かめるために、レンを救い出そうと心に決めたのだ。
だから、今、ここにいるのだ。
そんな愛果の思いを知ってか知らずか、ルミは、じっと彼女の表情を見つめていたが、深く頷き
「悪くはないわ
アンタの選択肢は。」
と、ぽつりと言った、
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