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EP11 縛りプレイとログイン二日目
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土曜日は早朝から晴天だった。まだ6時過ぎだが、窓から差し込む朝日のまぶしさで透は目を覚ました。
昨夜のRROの初プレイによる心地よい疲労感もあって、早い時間に眠ったせいもあるかもしれないが、目覚めはすっきりしていた。
両親はいつの間にか帰宅したのかわからないが、おそらく夜遅かったのだろう、ぐっすり寝ているようだった。
(さっさと食事を済ませて、ログインするかな)
透はキッチンへと向かい、食パンをトースターにかけると、冷蔵庫から牛乳を取り出しコップに注いだ。
朝食は、普段であれば卵料理やヨーグルトなど、そこそこバランス良く食べているのだが、まずはおなかを満たしてゲームの世界に戻りたい欲求が勝った。
さっさと食事を済ませると、透はそそくさと自室に戻った。まだ両親が起きてくる気配はなかった。
「さて、まだ朝早いけど、今日は何の予定もないし、ゲーム三昧といきますかー!」
起きたばかりでまだ暖かさの残るベッドに再び寝転がり、ヘッドギアとゴーグルを装着する。電源を入れたVRマシンの低いうなり声が心地よく振動として響いてくる。
「よし、準備完了……稼(ゴー)働開始(ライブ)……!」
◆◆◆
まぶしい光に包まれて、しばらくして視界が開けていくとともに、周囲の音も聞こえてくる。
ザァー……、ザァー……
(ん? 雨……?)
聞こえてきたノイズのような音に、トールはあたりを見回したが、視界は白く覆われていて、うっすらとものの影が見えるだけだった。
「……ここは、ログアウトしたギルドの中じゃ無い……? 壁と、カーテン……?」
視界がなかなか開かないことに、もう一度よく周囲を見回すと、それはバスタブから立ち上る湯気であることに気がついた。
「……って、じゃあ、ここは風呂か!?」
「――むぅっ?!」
カーテンの奥から、小動物のような鳴き声が漏れた。直後、ひょっこりと丸っこい顔が現れ、トールと目があった。
「や、やぁ、アルデリア」
「……きゃぁぁぁあぁぁぁぁぁ!!!」
即座に石けんやらなにやらが飛んできて、慌てて逆方向へと顔を向ける。幸い目の前にドアを見つけ、トールは素早くドアから脱衣所へと転がり出た。
中からはアルデリアの悲鳴にも似た罵声が飛んできた。
「いったい、どうして、あなたが、なんで、ここに、いるんですかっ!?」
はぁはぁと息を切らしながらまくしたてる。
「過呼吸になるぞ」
「余計なお世話ですわよっ!」
「大体、俺もログインしたらいきなりここに来たんだよ! てっきり、ギルドの中でゲーム再開かと思ってたのに……」
「とっ、とにかく、そこを出て、廊下で待っててくださいっ!」
「廊下? わ、わかったよ」
「トールは脱衣所の奥の扉を開け、薄暗い廊下に出てから扉を閉めた。
しばらく待っていると、脱衣所でごそごそと音がして、まだ髪が乾ききっていないアルデリアが姿を見せた。服はキャラクターの装備品なのか、昨日と同じふりふりとした制服のような衣装を身につけていた。
「まったく、相変わらずとんでもないタイミングで現れる人ですのね」
じとーっした目でアルデリアはトールを見上げた。
「俺のせいじゃないだがな……。大体、なんでゲームの中でシャワーなんか浴びてるんだよ」
「その文句は、ゲームの中でシャワーを浴びれるようにした開発者に言ってくださいっ!」
リアルすぎるゲームも考え物だと、トールは思った。
「ところで、ここってもしかして、アルデリアの家なのか?」
「ええ、そうですわ。今朝早く起きてしまって、早々にゲームにログインして。昨日戻れなかった自宅に戻ってきたのです。なんとなく、現実世界でもシャワーを浴びたい気分になっていましたので、ゲームの中で気持ちよくシャワーを浴びていたところだったのです」
「そうか、奇遇だな。俺も朝早く目が覚めちまって、朝食を軽く済ませてすぐにログインしたところだったんだ」
「ホント、嫌な奇遇ですわね……」
そう言いつつ、アルデリアは少し考え込むと、何か思いついたように顔を上げた。
「私が今朝ログインしたときは、確かに昨日ログアウトした、盗賊ギルドのテーブル付近に戻ってきました。……まさかとは思いますが、例のスキルのせいで、後からログインしたトールさんは、私の近距離にログイン位置を変更された……なんてことが……」
「……あり得るな。このゲームのリアルさ加減を考えると、物理的距離を離すようなことは許さない気がするぜ……」
「――っ!」
アルデリアは声にならない声を上げて、頭を抱えた。
「ま、まぁ、そのあたりの細かいことはおいおいわかってくるだろうから――」
「わかっておかないと、困りますわっ!」
立ち直ったのか、ずいっと指をトールに向ける。
「トールさん、こうしましょう。私がログインして良しとしたら、あなたもログインする、ということで。大変不本意ですが、現実世界のスマホのSMSでやりとりしましょう。ゲーム内のメッセージはログインしないとわかりませんから」
「おいおい、正気かよ……。俺は自由にログインできないのか?」
「そうですわ。私はちょっと名の知れた家系の娘、あなたは盗賊、どちらに従うかは、明白ですわ」
「それ、ゲーム内のキャラクターの設定じゃないかよー。まぁ、わかったよ。それじゃ、ソロで行動したいって時にも、事前に連絡すれば良いな」
「ええ、結構ですわ。ま、すぐにでもこの呪いのスキルをリムーブする方法を探してみせますから、それまでの辛抱ですわ」
その後、システムメッセージを使って、トールはアルデリアとスマホの番号を交換した。
「くれぐれも、私用の電話やSMSは送らないでくださいねっ」
「わーってるよ……。さて、結局今回も一緒に行動するしかなくなったわけだが、どうする?」
「そうですわね。まずは、前回のクエスト攻略でキャラクターのレベルが上がりましたから、そちらの処理をしてしまいましょう」
「了解。それじゃ、この機会にお互いのステータスやスキルを確認しとこうぜ」
「ええ、そうしましょう。飲み物を用意しますから、ダイニングの方へ行きましょう」
アルデリアは薄暗い廊下を玄関の方に向かって歩き始めた。
(しかし、ここで親父さんが殺されたんだよな……)
後でその現場を見せてもらえないものか、とトールは考えながら、アルデリアの後をついて行った。
昨夜のRROの初プレイによる心地よい疲労感もあって、早い時間に眠ったせいもあるかもしれないが、目覚めはすっきりしていた。
両親はいつの間にか帰宅したのかわからないが、おそらく夜遅かったのだろう、ぐっすり寝ているようだった。
(さっさと食事を済ませて、ログインするかな)
透はキッチンへと向かい、食パンをトースターにかけると、冷蔵庫から牛乳を取り出しコップに注いだ。
朝食は、普段であれば卵料理やヨーグルトなど、そこそこバランス良く食べているのだが、まずはおなかを満たしてゲームの世界に戻りたい欲求が勝った。
さっさと食事を済ませると、透はそそくさと自室に戻った。まだ両親が起きてくる気配はなかった。
「さて、まだ朝早いけど、今日は何の予定もないし、ゲーム三昧といきますかー!」
起きたばかりでまだ暖かさの残るベッドに再び寝転がり、ヘッドギアとゴーグルを装着する。電源を入れたVRマシンの低いうなり声が心地よく振動として響いてくる。
「よし、準備完了……稼(ゴー)働開始(ライブ)……!」
◆◆◆
まぶしい光に包まれて、しばらくして視界が開けていくとともに、周囲の音も聞こえてくる。
ザァー……、ザァー……
(ん? 雨……?)
聞こえてきたノイズのような音に、トールはあたりを見回したが、視界は白く覆われていて、うっすらとものの影が見えるだけだった。
「……ここは、ログアウトしたギルドの中じゃ無い……? 壁と、カーテン……?」
視界がなかなか開かないことに、もう一度よく周囲を見回すと、それはバスタブから立ち上る湯気であることに気がついた。
「……って、じゃあ、ここは風呂か!?」
「――むぅっ?!」
カーテンの奥から、小動物のような鳴き声が漏れた。直後、ひょっこりと丸っこい顔が現れ、トールと目があった。
「や、やぁ、アルデリア」
「……きゃぁぁぁあぁぁぁぁぁ!!!」
即座に石けんやらなにやらが飛んできて、慌てて逆方向へと顔を向ける。幸い目の前にドアを見つけ、トールは素早くドアから脱衣所へと転がり出た。
中からはアルデリアの悲鳴にも似た罵声が飛んできた。
「いったい、どうして、あなたが、なんで、ここに、いるんですかっ!?」
はぁはぁと息を切らしながらまくしたてる。
「過呼吸になるぞ」
「余計なお世話ですわよっ!」
「大体、俺もログインしたらいきなりここに来たんだよ! てっきり、ギルドの中でゲーム再開かと思ってたのに……」
「とっ、とにかく、そこを出て、廊下で待っててくださいっ!」
「廊下? わ、わかったよ」
「トールは脱衣所の奥の扉を開け、薄暗い廊下に出てから扉を閉めた。
しばらく待っていると、脱衣所でごそごそと音がして、まだ髪が乾ききっていないアルデリアが姿を見せた。服はキャラクターの装備品なのか、昨日と同じふりふりとした制服のような衣装を身につけていた。
「まったく、相変わらずとんでもないタイミングで現れる人ですのね」
じとーっした目でアルデリアはトールを見上げた。
「俺のせいじゃないだがな……。大体、なんでゲームの中でシャワーなんか浴びてるんだよ」
「その文句は、ゲームの中でシャワーを浴びれるようにした開発者に言ってくださいっ!」
リアルすぎるゲームも考え物だと、トールは思った。
「ところで、ここってもしかして、アルデリアの家なのか?」
「ええ、そうですわ。今朝早く起きてしまって、早々にゲームにログインして。昨日戻れなかった自宅に戻ってきたのです。なんとなく、現実世界でもシャワーを浴びたい気分になっていましたので、ゲームの中で気持ちよくシャワーを浴びていたところだったのです」
「そうか、奇遇だな。俺も朝早く目が覚めちまって、朝食を軽く済ませてすぐにログインしたところだったんだ」
「ホント、嫌な奇遇ですわね……」
そう言いつつ、アルデリアは少し考え込むと、何か思いついたように顔を上げた。
「私が今朝ログインしたときは、確かに昨日ログアウトした、盗賊ギルドのテーブル付近に戻ってきました。……まさかとは思いますが、例のスキルのせいで、後からログインしたトールさんは、私の近距離にログイン位置を変更された……なんてことが……」
「……あり得るな。このゲームのリアルさ加減を考えると、物理的距離を離すようなことは許さない気がするぜ……」
「――っ!」
アルデリアは声にならない声を上げて、頭を抱えた。
「ま、まぁ、そのあたりの細かいことはおいおいわかってくるだろうから――」
「わかっておかないと、困りますわっ!」
立ち直ったのか、ずいっと指をトールに向ける。
「トールさん、こうしましょう。私がログインして良しとしたら、あなたもログインする、ということで。大変不本意ですが、現実世界のスマホのSMSでやりとりしましょう。ゲーム内のメッセージはログインしないとわかりませんから」
「おいおい、正気かよ……。俺は自由にログインできないのか?」
「そうですわ。私はちょっと名の知れた家系の娘、あなたは盗賊、どちらに従うかは、明白ですわ」
「それ、ゲーム内のキャラクターの設定じゃないかよー。まぁ、わかったよ。それじゃ、ソロで行動したいって時にも、事前に連絡すれば良いな」
「ええ、結構ですわ。ま、すぐにでもこの呪いのスキルをリムーブする方法を探してみせますから、それまでの辛抱ですわ」
その後、システムメッセージを使って、トールはアルデリアとスマホの番号を交換した。
「くれぐれも、私用の電話やSMSは送らないでくださいねっ」
「わーってるよ……。さて、結局今回も一緒に行動するしかなくなったわけだが、どうする?」
「そうですわね。まずは、前回のクエスト攻略でキャラクターのレベルが上がりましたから、そちらの処理をしてしまいましょう」
「了解。それじゃ、この機会にお互いのステータスやスキルを確認しとこうぜ」
「ええ、そうしましょう。飲み物を用意しますから、ダイニングの方へ行きましょう」
アルデリアは薄暗い廊下を玄関の方に向かって歩き始めた。
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