無表情いとこの隠れた欲望

春密まつり

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はじめて?

02*


 見下ろす雪哉の喉がごくりと鳴った。
 雪哉は無言のまま梓の下腹部へ手を這わせる。
 お腹を撫で、そのままショーツの上から秘部にふれた。梓の腰がびくんと跳ねる。その場所は雪哉がさわると冷たくて、それほど濡れているのが自分でもわかって恥ずかしくておかしくなりそうだ。

「気持ち悪いでしょ。脱がすね」
「えっ……あぅ」

 梓の足を持ち上げて、雪哉はするするとショーツを脱がしてしまった。これでもうお互い裸だ。
「や、やだ」
 男の人に裸を見られるのは初めてで、どうしたらいいかわからずに手で隠そうとする。けれど雪哉はすぐにその手を取りベッドへと戻されてしまう。
「だめ」
「きゃっ」
 雪哉は梓の足を持ち、広げる。梓は目をまるくして足を閉じようとするけれど、男の人の力に適うわけはない。

「ほら、ここゆっくりほぐさないと俺の這入らないし」
「……恥ずかしいよ……」
「恥ずかしがってるともっとすごいことしちゃうよ」
「……っ」

 雪哉は不敵に微笑み、梓は口をつぐんだ。
 足をしっかりと支えたまま、雪哉の指が秘部にそっとふれた。それだけで梓はびくんと跳ねる。濡れた蜜を絡めとりながら、水音を立ててその場所を探る雪哉の指。梓は浅い息を吐きながら雪哉をじっと見つめる。

(知らない人みたい……)

「ん? なに?」
「っ……んーん……」
 そっと視線をそらす。男の人の顔をした余裕のない雪哉はずっと見ていたいけど、目が合うと恥ずかしさが勝る。
「梓可愛い。……中、ゆっくり挿れるね」
「……ん……」
 もう頭がぼんやりとしていてうまく考えられない。
 開かれた足の中央、蜜口に蜜を絡めながら入ってくる一本の指。自分の身体の中に人の身体が入るというのはおかしな感覚だった。

「痛い?」
「大丈夫……」

 想像していたよりも痛くはない。それは雪哉が丁寧にほぐしてくれているからだとわかる。だって雪哉の下腹部はもうタオルを押し上げていて辛そうなのに、我慢してくれているから。
 雪哉が指をゆっくり動かすとくちゅりと音が鳴った。淫らな音に耳を塞ぎたくなる。中をゆっくりこすり上げながら行き来する指は、違和感こそあれど痛みはなかった。

「……もうちょっと濡らさないと俺の這入らないかも」
「ひゃっ!」

 雪哉は梓の足をぐいと持ち上げ雪哉の肩に乗せる。
 この体勢では、梓の秘部が雪哉の目の前に来てしまう。嫌だと暴れようとしても雪哉の顔を蹴ってしまいそうで、うまく動けない。
 雪哉は平然とした顔で梓の秘部に顔を埋める。

「あ、やぁ、そんなっ」

 秘部を指で開くと、じゅ、と音を立てて雪哉が蜜を吸い上げる。秘唇に雪哉の舌が当たるたびに梓は腰をびくびくと揺らす。

「だ、だめっ、そんなこと……っ」
 羞恥で頭がおかしくなりそうだ。

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