FAKE

響丸

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第0話 無能という名

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この世界には、あらゆる物には必ず名前が存在する。例えば
剣 弓 家 壁
など必ず名前が存在するだが、
この世界には特殊な名前も存在する……

ーーエラリオ国 パキラ廃墟街ーー

『おい、無能早くついて来い!』

僕を部隊の皆の前で無能と呼ぶのは今回の
パキラ廃墟街の遠征調査隊隊長に任命
された。第6部隊2番小隊隊長バン 

『隊長しょうがないですよぉだって
こいつ無能なんだから笑』

横でバン隊長と同じように僕の事を馬鹿に
して笑うこの人は遠征隊副隊長でもあり

第6部隊2番小隊副隊長ベン バン隊長の

弟だ。この二人は兄弟揃って僕の事を

馬鹿にしてくるそして僕はというと今回の
遠征隊員でもあり第6部隊2番小隊所属の

専属荷物持ちまぁ簡単に言えば

何もできない無能です

「おい、何を考え込んでいるんだよさっさと歩け!!」

バン隊長は大声で僕に対して言うと僕の

背中を力強く蹴飛ばした。

僕はその蹴られた勢いでその場に倒れ込んだ。そんな僕の姿を見てバンとベンは

大笑いしていた。僕は拳を強く握りしめた
が、すぐに辞めた、たとえここで

反抗したとしてもまた同じ目にあうだけだ

「た、隊長ーー!」

一人の偵察隊員が、僕達の方に一目散に  

駆け寄って来た

「どうしたんだぁ?」

バン隊長は、その偵察隊員の様子が気に
 
なり隊員に何があったか聞くとその隊員は
怯えた様子でずっと体を震わせながらも
答えた。

『隊長、、魔物が来ました』

怯えた隊員の報告を聞いた瞬間、部隊全体
に緊張が走った。魔物とは太古から存在

する魔人により作られた人を食う化け物

そして僕達は、その魔物を討伐する者達は
スレイヤーと呼ばれる存在だ。

まぁ僕は何も出来ないけど、、、

「おい無能!!戦闘になるとお前は邪魔だから離れてろ」

隊長は僕に怒鳴るように命令をしたその

命令を聞いた僕は周辺を見渡し

廃墟になってる家を見つけるとその廃墟家
の隅に隠れた。僕が廃墟の隅に隠れてから
すぐにそれは聞こえてきた。

『グウぉぉぉ』

魔物のうめき声が周辺に響き渡る。そして
そのうめき声に合わせる様に

「お前らぁぁいくぞぉぉぉ」

「うぉぉぉぉ」

隊長の大きな掛け声に引かれる様に隊員達
の掛け声も聞こえてきた。僕はただ、

ひたすらに廃墟の影で息を忍んだ。

いったい、、僕がここに隠れてから

どれくらい経ったんだ?

最初の方は、魔物の鳴き声や隊員達バの声
など色々な音が聞こえていた。けど今は
静寂だ一体どうなったんだ。戦いは終わったのかな?

僕は、恐る恐るも魔物と隊長達が

戦っていた場所を確認すると

うぅ………おぇぇぇぇ

僕はその光景を見てゲロを吐いた。

何故なら隊長や隊員達が魔物に

食われていたからだ。。

それに、、あの魔物って魔狼族。。

魔狼族は、小隊長でも苦戦する程の

魔物なのに何で6匹も居るんだ?

怖い怖い怖い怖い怖い…………

僕は恐怖で体がピクリとも動かなくなった
それでも僕はここから逃げる為に勇気を

出して魔物が食事に夢中の隙をついて僕は
廃墟から出た!

パキ、、、

終わり
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