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第1章 復讐
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「おまえさん、一体こんなところに何しに来たんだい? 普通は不気味で近寄らないと思うんだけれどなぁ・・・」
・・・何この人。この店の店主?なんだろうけれど・・・
「あの・・・ここって武器屋・・・ですよね?」
「ん? あぁ、そうだが? といっても、新品の武器なんかはほとんどないがな」
「はぁ、そうですか・・・」
ああ、つまり中古品が多いってことね。でもすごそうなものしか並んでいなように感じるんだけれど・・・
まあ、いいか。早く目的のものを買って出よう。
「えと、ここにショートソードっておいてありますか? ・・・できるだけ安いのを」
「あ? あるぞ。だが・・・」
「? なんですか?」
「おまえさん、魔法使いとかじゃねえのか? 普通なら杖を買うだろ。なのに何でショートソード何て買うんだ?」
「えーっと・・・私は駆け出しと言うか、冒険者始めたばっかりなので・・・武器をひとつも持ってないんですよ・・・」
「あぁ? この店の扉を開けられるだけの魔力を持っていて駆け出しだぁ? おまえさん、魔力どんだけあるんだよ」
「・・・それは秘匿事項です。それで武器は・・・」
もうっ! 余計なこと言っちゃいそうだから早くしてー!
「・・・いくら持ってる」
「へ?」
「所持金だよ。おまえさん、いくら持ってるんだ?」
「ええと・・・銀貨35枚です・・・」
銀貨35枚は日本円で3万5千円にあたる。
「あぁ? んなの表通りじゃなまくらしか買えねえじゃねえか・・・まあいい、ついてこい」
「は、はい・・・」
ゴツいおじさんについていってたどり着いた場所は・・・杖の売り場?だった。
「えっと・・・私はショートソードを・・・」
「この中から好きなのを選べ」
「へっ!?」
「ここからひとつを選べってんだ。そいつを銀貨35枚で売ってやる」
「・・・経営とか大丈夫なんですか?」
「子供がそんなことを気にすんじゃねえ」
「・・・はい」
子供扱いされるのって・・・なんだか微妙だな。
僕は言われた陳列棚のなかから、魔力が大きくて綺麗なものを探す・・・けれど、そんな都合よく良いものがあるわけないよなぁ・・・
僕は魔力が大きいもののなかから、できるだけ綺麗なものを手に取った。まあ、少し濁りはあるけれど、ほかにもやばそうなものがあったから、これはましな方だろう。
僕が選んだ杖は、たいした装飾はされていないけれど、内に秘めている魔力量は他のものと比べてもかなり多い。
「おじさん、これでお願いします」
「・・・・・・」
「あの?」
「あ、あぁ。このなかで一番いいものを選ぶとはな・・・偶然か?」
「えっと・・・」
「わかったわかった。それでいいんだな? じゃあ、銀貨・・・おう、確かに。まあ、また来てくれや。おまえさんならすぐに稼げるようになるだろう」
「だといいですね・・・」
僕はさっさと出口に向かった。
「ああ、そうだ。ここのことはあまりいふらさなくていいからな」
「はい・・・わかりました」
僕は店を出ると、さっさと大通り目指して歩き出した。
僕は冒険者ギルドに戻って、クエストボードを見ていると、いつもは何もはっていないところにひとつだけ依頼用紙があることに気がついた。依頼の内容は、森のなかで行方不明になった冒険者パーティの捜索依頼だった。報酬は金貨一枚。依頼主はこのパーティで偶然怪我をして森に向かわなかったパーティメンバー。こんな依頼がはってあったのは全ランクのクエストボードだ。金貨一枚の全ランク対象依頼なんて、低ランク冒険者がすでに受けていそうな依頼だが、これは少し問題があった。
それは、捜索対象の冒険者パーティのいた場所が、迷いの森と呼ばれる場所だからだ。この森に出てくる魔獣や魔物は他の森と大差ないが、木の密度が他の森に比べて高く、また高低差が激しいため、迷いやすいのが特徴なのだ。
「でも・・・私はエルフだから大丈夫かなぁ・・・まあ、受けてみようか」
僕は依頼用紙をもって、受付のお姉さんのところへ向かった。
「すいません。この依頼をお願いします」
「はい、わかりました・・・って、これは・・・リアちゃん、ちょっと」
「はい? なんですか」
「これは結構な数の冒険者たちが受けたけれど、みんな失敗しているんだよ? それも今日の午前中だけで。リアちゃんがこれを達成できるの?」
「えと・・・見つけられるかはわかりませんけど、森については大丈夫です。」
「その根拠は?」
えー・・・このお姉さん一晩一緒に寝たんだよね? 僕の耳見なかったのかな・・・
「あの・・・気づいていないんですか?」
「何が?」
「はぁ・・・わかりました。」
そういって僕は被っていたフードを少しずらし、耳を見せる。すると、お姉さんは驚いた顔をして、「そういえば・・・」と呟いていた。見たのに気づいていなかったのかな・・・
「・・・わかったけれど、危なくなったら戻ってきてね?」
「はい、わかりました」
そのまま僕は冒険者ギルドをでて『迷いの森』へと向かった。
それと、僕がこの街に来るまで通った街道の横にあったのが迷いの森らしいから、場所を間違えることはない。
それにしても、何で迷いの森なんてところに入ったんだろう。たいして珍しい魔物もいないのにな・・・
道中、残っていた銅貨で乾燥果物・・・ドライフルーツ? を買ってから僕は街を出た。ついでにこの杖の性能を試したいしね。
迷いの森に入ってから僕は索敵魔法を使用して、冒険者を探した。すると、奥の方の少し土地が高くなっている場所に反応があった。
迷ったまま進んだせいで奥の方に行ってしまったのか、それとも・・・
「誰かに捕まったのか・・・まあ、行ってみれば分かることだよね」
そうして僕は、森の奥に向かって歩き出した。
・・・何この人。この店の店主?なんだろうけれど・・・
「あの・・・ここって武器屋・・・ですよね?」
「ん? あぁ、そうだが? といっても、新品の武器なんかはほとんどないがな」
「はぁ、そうですか・・・」
ああ、つまり中古品が多いってことね。でもすごそうなものしか並んでいなように感じるんだけれど・・・
まあ、いいか。早く目的のものを買って出よう。
「えと、ここにショートソードっておいてありますか? ・・・できるだけ安いのを」
「あ? あるぞ。だが・・・」
「? なんですか?」
「おまえさん、魔法使いとかじゃねえのか? 普通なら杖を買うだろ。なのに何でショートソード何て買うんだ?」
「えーっと・・・私は駆け出しと言うか、冒険者始めたばっかりなので・・・武器をひとつも持ってないんですよ・・・」
「あぁ? この店の扉を開けられるだけの魔力を持っていて駆け出しだぁ? おまえさん、魔力どんだけあるんだよ」
「・・・それは秘匿事項です。それで武器は・・・」
もうっ! 余計なこと言っちゃいそうだから早くしてー!
「・・・いくら持ってる」
「へ?」
「所持金だよ。おまえさん、いくら持ってるんだ?」
「ええと・・・銀貨35枚です・・・」
銀貨35枚は日本円で3万5千円にあたる。
「あぁ? んなの表通りじゃなまくらしか買えねえじゃねえか・・・まあいい、ついてこい」
「は、はい・・・」
ゴツいおじさんについていってたどり着いた場所は・・・杖の売り場?だった。
「えっと・・・私はショートソードを・・・」
「この中から好きなのを選べ」
「へっ!?」
「ここからひとつを選べってんだ。そいつを銀貨35枚で売ってやる」
「・・・経営とか大丈夫なんですか?」
「子供がそんなことを気にすんじゃねえ」
「・・・はい」
子供扱いされるのって・・・なんだか微妙だな。
僕は言われた陳列棚のなかから、魔力が大きくて綺麗なものを探す・・・けれど、そんな都合よく良いものがあるわけないよなぁ・・・
僕は魔力が大きいもののなかから、できるだけ綺麗なものを手に取った。まあ、少し濁りはあるけれど、ほかにもやばそうなものがあったから、これはましな方だろう。
僕が選んだ杖は、たいした装飾はされていないけれど、内に秘めている魔力量は他のものと比べてもかなり多い。
「おじさん、これでお願いします」
「・・・・・・」
「あの?」
「あ、あぁ。このなかで一番いいものを選ぶとはな・・・偶然か?」
「えっと・・・」
「わかったわかった。それでいいんだな? じゃあ、銀貨・・・おう、確かに。まあ、また来てくれや。おまえさんならすぐに稼げるようになるだろう」
「だといいですね・・・」
僕はさっさと出口に向かった。
「ああ、そうだ。ここのことはあまりいふらさなくていいからな」
「はい・・・わかりました」
僕は店を出ると、さっさと大通り目指して歩き出した。
僕は冒険者ギルドに戻って、クエストボードを見ていると、いつもは何もはっていないところにひとつだけ依頼用紙があることに気がついた。依頼の内容は、森のなかで行方不明になった冒険者パーティの捜索依頼だった。報酬は金貨一枚。依頼主はこのパーティで偶然怪我をして森に向かわなかったパーティメンバー。こんな依頼がはってあったのは全ランクのクエストボードだ。金貨一枚の全ランク対象依頼なんて、低ランク冒険者がすでに受けていそうな依頼だが、これは少し問題があった。
それは、捜索対象の冒険者パーティのいた場所が、迷いの森と呼ばれる場所だからだ。この森に出てくる魔獣や魔物は他の森と大差ないが、木の密度が他の森に比べて高く、また高低差が激しいため、迷いやすいのが特徴なのだ。
「でも・・・私はエルフだから大丈夫かなぁ・・・まあ、受けてみようか」
僕は依頼用紙をもって、受付のお姉さんのところへ向かった。
「すいません。この依頼をお願いします」
「はい、わかりました・・・って、これは・・・リアちゃん、ちょっと」
「はい? なんですか」
「これは結構な数の冒険者たちが受けたけれど、みんな失敗しているんだよ? それも今日の午前中だけで。リアちゃんがこれを達成できるの?」
「えと・・・見つけられるかはわかりませんけど、森については大丈夫です。」
「その根拠は?」
えー・・・このお姉さん一晩一緒に寝たんだよね? 僕の耳見なかったのかな・・・
「あの・・・気づいていないんですか?」
「何が?」
「はぁ・・・わかりました。」
そういって僕は被っていたフードを少しずらし、耳を見せる。すると、お姉さんは驚いた顔をして、「そういえば・・・」と呟いていた。見たのに気づいていなかったのかな・・・
「・・・わかったけれど、危なくなったら戻ってきてね?」
「はい、わかりました」
そのまま僕は冒険者ギルドをでて『迷いの森』へと向かった。
それと、僕がこの街に来るまで通った街道の横にあったのが迷いの森らしいから、場所を間違えることはない。
それにしても、何で迷いの森なんてところに入ったんだろう。たいして珍しい魔物もいないのにな・・・
道中、残っていた銅貨で乾燥果物・・・ドライフルーツ? を買ってから僕は街を出た。ついでにこの杖の性能を試したいしね。
迷いの森に入ってから僕は索敵魔法を使用して、冒険者を探した。すると、奥の方の少し土地が高くなっている場所に反応があった。
迷ったまま進んだせいで奥の方に行ってしまったのか、それとも・・・
「誰かに捕まったのか・・・まあ、行ってみれば分かることだよね」
そうして僕は、森の奥に向かって歩き出した。
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