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【最終話】お飾り妻ですが家族になれました!!
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箱の中には宝石のように美しいケーキが入っていた。
「どれがいいかわからなかったので、街中のケーキをすべて買ってきた。ユリア殿、気に入ってもらえただろうか?」
「僕にですか?」
ケーキの小箱は赤や黄色、そしてピンクのリボンで美しくラッピングされている。
華やかなたくさんの箱が、騎士団長の愛情の深さを物語っているようだった。
——どうしよう、胸が苦しい⋯⋯。
悲しくて苦しいのではなかった。嬉しすぎて苦しいのだ。
——僕のために買ってきてくださるなんて⋯⋯。
「ぜんぶ好きです。ありがとうございます」
感動しながらお礼を言った。
「ディナーのあとに一緒に食べよう」
「旦那さまのお優しいお気持ちがあふれておりますねえ⋯⋯」
セバスチャンがニコニコと微笑む。
他の使用人たちも笑みを浮かべている。とっても暖かい笑みだ。
「残ったら少しいただけますか、旦那さま?」
「ああ、もちろん。たくさんあるんだ、みなで食べよう」
わーっ、と喜びの声が年若い従者や侍女たちから上がる。とてもあたたかい雰囲気だ。
——なんだかみんなが大きな家族みたいだ。いいなあ、家族ってこういう感じなのかなあ⋯⋯。
自分もその家族の一員になれた気がしてとても嬉しかった。
*****
ディナーは海老の旨みたっぷりのスープからスタートだ。
生牡蠣の前菜、舌平目のソテー、そして珍しい黒山羊のチーズと続く。
デザートはもちろんヴィクトルが街中から買ってきた色とりどりの美しいケーキ。
木苺がたっぷりの甘酸っぱいケーキ、新鮮な生クリームがふわふわのケーキ、胡桃が混ぜ込んだケーキはチョコレート味だ。
どのケーキもとても美味しくて、すべて食べ終えたときにはお腹がいっぱいになって動けないほどだった。思わずウトウトと眠ってしまいそうになる。
——ああ、気持ちがいいなあ。
口元には自然に笑みが浮かぶし、ヴィクトルもセバスチャンもそして使用人たちもみんな穏やかな笑みを浮かべている。
ゆったりとした時間が流れるとても素敵なディナーだった。
「もうしわけないが、少し仕事が残っているので書斎にこもらなければならない」
ディナーが終わると、ヴィクトルは名残惜しそうに立ち上がった。
「すぐに終わらせる」
なん度も振り返りながら晩餐の間から出ていった。
「旦那さまはユリアさまと数秒でも離れたくないのでございましょうねえ。わたくしまでキュンキュンいたします!」
老執事のセバスチャンが頬を染めて胸をギュッと押さえた。セバスチャンはとても可愛らしいオメガ老人だのだ。
——僕と離れたくない?
ユリアも胸がキュンとした。だけどすぐに首をブンブンと横に振って自分に言い聞かせた。
——ヴィクトルさまは契約どおりにちゃんと『夫婦として振る舞う』をやっていらっしゃるだけなんだ、誤解してはいけない!
「どうかなさいましたか、ユリアさま? そんなに首をおふりになって⋯⋯。蚊でもいますか?」
「いいえ、なんでもありません」
「虫除けのハーブを燃やしたほうがよろしいでしょうか?」
「ほんとうに違うんです。ちょっと首が疲れたので体操を⋯⋯」
「ああ、そういうことでございますか! 今日は初日でございますから、お疲れでございますよね。寝室にご案内いたしましょう」
寝室は二階にあった。私室も豪華だったが、この寝室もまた素晴らしい。大きな天蓋つきの寝台には真っ白なカーテンがぐるりと寝台を囲むようにかかっている。
大きな窓は開いている。春の夜風が入ってくると、寝台のカーテンが美しく揺れ動いた。
「ユリアさま、おやすみになられるまえに、湯浴みをなさいますか?」
寝室の隣は湯浴みの間だ。猫足のバスタブがあってたっぷりの熱いお湯がすでに用意されている。
そばかす顔の愛らしい従者が、「どうぞ、こちらへ」と言いながらちょこんと膝を折って礼をした。服を脱ぐのも、体を洗うのも、なにもかもこの少年が手伝ってくれた。
——こんなに楽な生活をしていいのかな?
オドオドと熱い湯につかっていると、あっという間に、髪も体もきれいにしてもらえた。
「寝巻きは何色になさいますか?」
少年従者がなん枚もの寝着を持ってくる。派手なピンクや情熱的な赤い寝着⋯⋯。
「⋯⋯白にします」
一番地味な寝着を選んだ。真っ白で裾まである長い絹の衣だ。就寝用のオメガ襟も柔らかい絹製で、お湯でほてった肌にひんやりと心地いい。
「ではわたくしはこれで失礼いたします⋯⋯」
ユリアが寝台に上るのを見届けてからそばかすの従者はいなくなった。
「気持ちがいいお風呂だったなあ⋯⋯」
ふかふかの大きな枕に背中をあずける。寝台の白い絹布団の上には、だれが飾ってくれたのだろうか、赤い薔薇の花びらがたくさん散らしてあった。
「なんだかロマンチックな演出だなあ⋯⋯」
フフフっと笑みを浮かべる。
そして、
「家族かあ⋯⋯」
じんわりと涙ぐむ。
ユリアはものすごく幸せだった。
初めての『家族』ができたのだ。
そして、
「あしたからも、お飾り妻をがんばるぞー!」
と強く決意したのだった。
——『お飾り妻ですが家族ができました』終わり——
最後までお読みただきありがとうございました!
このお話しは『お飾り妻と溺愛騎士団長』という長編の元になった中編です。
虐げられオメガ令息のユリアくんはやっと『家族』ができて幸せになった⋯⋯のですが、もちろん、ヴィクトル騎士団長は『身も心も一つになって夫婦』になりたいと思っています!! というわけで、長編ではそのあたりをじっくりと書きました^ ^
↓
この下に少し長編のお話しをコピべしたので、もしよかったらご覧ください。
↓
※『なんだかロマンチックな演出だなあ⋯⋯」から先が違います。
↓
↓
寝台の白い絹布団の上には、だれが飾ってくれたのだろうか、赤い薔薇の花びらがたくさん散らしてあった。
「なんだかロマンチックな演出だなあ⋯⋯」
ぼんやりしていたけれど、ふと、
「⋯⋯ん? これってもしかして?」
ドキッとした。
もしかすると、寝台の上に美しく散らしてある真っ赤な薔薇の花びらは、『新婚夫婦の初夜の飾り』ではないだろうか?
「本で読んだことがあるような気がする⋯⋯」
本好きなのでほとんどの知識は本から得ていた。
新婚夫婦の初夜がなにをどうするのか、具体的にはもちろんわかってはいない。
だけど下半身が関係していることぐらいはなんとなく想像できた。
「どうしよう!」
寝台を飛び降りて部屋を出る。
廊下をこっそりと走り、自分のために用意された私室へ走り込んだ。
文机の上には大事な契約書がある。急いで手に取り開いた。
「どこかに『初夜』のことが書いてあったかな?」
でもそんな文章はどこにもない⋯⋯。
「僕の考えすぎなのかな?」
契約書を抱えて寝室に戻った。寝台に座り、じっくりと読み進めていく。
そのとき——。
「待たせてすまなかった」
ヴィクトルが寝室に入ってきた——。
長編版『お飾り妻と溺愛騎士団長(Amazon出版)』に続く。
※ここから溺愛山盛り展開でラストは強烈なざまぁ有りです。18禁の『オメガの処女喪失シーン短編』や『ほのぼの子育て編』も収録しています(おかげさまでAmazonベストセラー入りしました)
ご興味のある方はこの下の方の感想ボタンの下のリンク(お知らせTwitter)から長編版を覗いて頂けたら嬉しいです。
ここまでお読み頂き本当にありがとうございました!
「どれがいいかわからなかったので、街中のケーキをすべて買ってきた。ユリア殿、気に入ってもらえただろうか?」
「僕にですか?」
ケーキの小箱は赤や黄色、そしてピンクのリボンで美しくラッピングされている。
華やかなたくさんの箱が、騎士団長の愛情の深さを物語っているようだった。
——どうしよう、胸が苦しい⋯⋯。
悲しくて苦しいのではなかった。嬉しすぎて苦しいのだ。
——僕のために買ってきてくださるなんて⋯⋯。
「ぜんぶ好きです。ありがとうございます」
感動しながらお礼を言った。
「ディナーのあとに一緒に食べよう」
「旦那さまのお優しいお気持ちがあふれておりますねえ⋯⋯」
セバスチャンがニコニコと微笑む。
他の使用人たちも笑みを浮かべている。とっても暖かい笑みだ。
「残ったら少しいただけますか、旦那さま?」
「ああ、もちろん。たくさんあるんだ、みなで食べよう」
わーっ、と喜びの声が年若い従者や侍女たちから上がる。とてもあたたかい雰囲気だ。
——なんだかみんなが大きな家族みたいだ。いいなあ、家族ってこういう感じなのかなあ⋯⋯。
自分もその家族の一員になれた気がしてとても嬉しかった。
*****
ディナーは海老の旨みたっぷりのスープからスタートだ。
生牡蠣の前菜、舌平目のソテー、そして珍しい黒山羊のチーズと続く。
デザートはもちろんヴィクトルが街中から買ってきた色とりどりの美しいケーキ。
木苺がたっぷりの甘酸っぱいケーキ、新鮮な生クリームがふわふわのケーキ、胡桃が混ぜ込んだケーキはチョコレート味だ。
どのケーキもとても美味しくて、すべて食べ終えたときにはお腹がいっぱいになって動けないほどだった。思わずウトウトと眠ってしまいそうになる。
——ああ、気持ちがいいなあ。
口元には自然に笑みが浮かぶし、ヴィクトルもセバスチャンもそして使用人たちもみんな穏やかな笑みを浮かべている。
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ディナーが終わると、ヴィクトルは名残惜しそうに立ち上がった。
「すぐに終わらせる」
なん度も振り返りながら晩餐の間から出ていった。
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老執事のセバスチャンが頬を染めて胸をギュッと押さえた。セバスチャンはとても可愛らしいオメガ老人だのだ。
——僕と離れたくない?
ユリアも胸がキュンとした。だけどすぐに首をブンブンと横に振って自分に言い聞かせた。
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「どうかなさいましたか、ユリアさま? そんなに首をおふりになって⋯⋯。蚊でもいますか?」
「いいえ、なんでもありません」
「虫除けのハーブを燃やしたほうがよろしいでしょうか?」
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「ああ、そういうことでございますか! 今日は初日でございますから、お疲れでございますよね。寝室にご案内いたしましょう」
寝室は二階にあった。私室も豪華だったが、この寝室もまた素晴らしい。大きな天蓋つきの寝台には真っ白なカーテンがぐるりと寝台を囲むようにかかっている。
大きな窓は開いている。春の夜風が入ってくると、寝台のカーテンが美しく揺れ動いた。
「ユリアさま、おやすみになられるまえに、湯浴みをなさいますか?」
寝室の隣は湯浴みの間だ。猫足のバスタブがあってたっぷりの熱いお湯がすでに用意されている。
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オドオドと熱い湯につかっていると、あっという間に、髪も体もきれいにしてもらえた。
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少年従者がなん枚もの寝着を持ってくる。派手なピンクや情熱的な赤い寝着⋯⋯。
「⋯⋯白にします」
一番地味な寝着を選んだ。真っ白で裾まである長い絹の衣だ。就寝用のオメガ襟も柔らかい絹製で、お湯でほてった肌にひんやりと心地いい。
「ではわたくしはこれで失礼いたします⋯⋯」
ユリアが寝台に上るのを見届けてからそばかすの従者はいなくなった。
「気持ちがいいお風呂だったなあ⋯⋯」
ふかふかの大きな枕に背中をあずける。寝台の白い絹布団の上には、だれが飾ってくれたのだろうか、赤い薔薇の花びらがたくさん散らしてあった。
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フフフっと笑みを浮かべる。
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「家族かあ⋯⋯」
じんわりと涙ぐむ。
ユリアはものすごく幸せだった。
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ぼんやりしていたけれど、ふと、
「⋯⋯ん? これってもしかして?」
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本好きなのでほとんどの知識は本から得ていた。
新婚夫婦の初夜がなにをどうするのか、具体的にはもちろんわかってはいない。
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