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——ああ、どうしよう!
頭の中が大混乱になってしまって、
「よろしくお願いいたします!」
思わず大きな声で言ってしまった。
「ん?」
隣のアルベルトが首をかしげる。
「シャルル⋯⋯。どうかしたのか?」
「え? いえ、あの⋯⋯」
——ああ、恥ずかしい。料理長さまはまだなにもおっしゃってないのに、でしゃばってしまった!
顔がカーッと熱くなる。
アルベルトが料理長に軽く手を振った。
「そなたの説明が長すぎるせいだぞ、クレメント。手短にすませろ。それで? 今宵のデザートはなんだ?」
「はい、では簡単に。デザートは虹色のアイスクリームでございます、七つの果物を混ぜ込みました」
「それは楽しみだ。でははじめてくれ」
「御意に——」
料理長が合図をすると、従者たちがサッと現れて美しく皿に盛られた芸術作品のような料理を運び始める。
——あれ? デザートは僕じゃないのかな?
てっきりそうだと思っていたのに、どうやら今夜のデザートは自分ではないらしい。それがわかって心からホッとした。
安心するときゅうにお腹が減ってきた。
今までずっと飢え死にするギリギリまで食べるものを減らされてきたのだ。こんなにたくさんの料理が目の前に並ぶのを見るのも初めてだ。
まずは主催のアルベルトがタルティーヌを口に運ぶ。それが合図で、客たちも食事を始めた。
——ほんとうに僕も食べていいのかな?
美しい形に盛られた生ハムのタルティーヌを眺めていると、隣のアルベルトがとても優しい声で、
「そなたのための料理だ——」
と言うではないか⋯⋯。
耳をくすぐられるような低くて甘い声だった。思わずビクッとしてしまう。顔と、オメガ襟の下の首が燃えるように熱い⋯⋯。
「遠慮は無用だ、シャルル」
「は、はい⋯⋯」
緊張しながら生ハムを食べてみる。
——うわーっ! 美味しい!
緑の瞳がこぼれんばかりに大きく目を見開いた。ものすごく美味しいのだ。
風味豊かで、ジューシーで、旨みがたっぷりだ⋯⋯。
「口にあったかな?」
「はい、とても!」
素直に答えると、アルベルトはにっこりと笑った。
——笑顔になられるとますますかっこいいなあ⋯⋯。
アルベルト王の完璧な容姿には見惚れずにはいられない。
料理はどれも凝っていてそれぞれが個性的な味がした。もちろん素晴らしく美味しかった。
——どうやったらこんなに美味しくなるんだろう? 料理長さまはどこで料理を学ばれたんだろう? 僕もこんな料理を作ってみたかったなあ⋯⋯。
フランク国にいるときは、王妃の命令で毎日料理を作っていたが、「シャルル、おまえの料理は不味い!」と言われ続けていたのだ。そしていつも罰を受けていた。
そんな目にあっても、料理をするのは大好きなのだ。
アルベルトがクレメント料理長を手招きする。
「クレメントはカリスマ料理人なんだ。遠くの地からわざわざ連れてきた」
クレメントがにっこりと笑った。笑うと茶色い瞳が優しく光った。
「アルベルト陛下のおかげで思う存分好きな料理を作ることができます。たいへん感謝しております。今日使った食材はすべて国内で生産されたものなのですよ。陛下は農家や養豚家など、国民を手厚く保護してくださっているのです」
「国民のみなさんを保護⋯⋯ですか」
——アルベルト王はほんとうにお優しいんだなあ。国民のみなさんのことをちゃんと考えてくださる王様なんだ。
フランク国のデイロ王は国民を苦しめていた。支配者とはそういうものだと思い込んでいたので、アルベルトが国民思いだと聞いてとてもびっくりした。
——こんなに素晴らしい王様もいらっしゃるんだなあ⋯⋯。
深い感動が心の中に満ちていく。
アルベルト王は、さっきからずっと楽しくてたまらないといった笑顔で、こっちを見つめていた。
「食べたいものがあればなんでも作らせるから遠慮なく言ってくれ」
「⋯⋯ありがとうございます」
他の客たちも口々に、「クレメント料理長の腕前はたしかですよ、なんでも美味しいから食べてみてくださいね」と笑みを浮かべながら言ってくれる。
——なんてお優しいお方ばかりなんだろう。
こんな人たちがいるということが信じられない気持ちだった。
晩餐会は最初から最後までおだやかで温かい雰囲気に包まれていた。
アルベルト王と大臣や他の部下たちのあいだは、家族のような親しい関係らしい。
——アルベルト王も、みなさまも、ほんとうに良い方ばかりだな⋯⋯。まるで僕も、家族の一員のように接してくださるなんて⋯⋯。
今までの人生で家族を持ったことはないのだ。暖かい微笑みを自分に向けてもらったことは一度もないのだ⋯⋯。
胸の奥がジーンとしてきた。目頭が熱くなってくる。涙が出そうだ。
だけど、そのとき、自分の立場を思い出してハッとした。
——だめだ、だめだ! 僕はただの食材じゃないか! 『家族のようだ』なんて、ずうずうしいことを考えてしまってはだめだ! こうして素晴らしい食事を与えてくださるのは、みなさんがものすごくお優しいからなんだ。僕は食材! 僕は食材! 立場をわきまえないとダメだ⋯⋯。
「どうした、シャルル? 口に合わないのか?」
「⋯⋯いいえ、美味しいです」
「多すぎるようだったら、むりをしないでいいのだぞ。フランク国からの長旅で疲れたであろう」
「いえ、大丈夫です!」
——こんなに僕を気づかってくださるなんて⋯⋯。ほんとうにアルベルト陛下はお優しいなあ⋯⋯。アルベルトさまに感謝して、お役に立てるようにしっかり食べよう! 食べて、太って、立派な食材になるぞ!
そう強く決心して目の前の料理をどんどん食べる。
——ああ、美味しい!
と涙ぐみながら⋯⋯。
*****
次の日の朝——。
シャルルは自分がぐっすりと眠ったことにびっくりしながら目を覚ました。
豪華な寝台はまるで雲の中で眠ったようにふかふかだったし、苦しいほどの空腹も感じていない。
「こんな朝は初めてだなあ⋯⋯」
愛らしい顔に柔らかな笑みを浮かべ、両手を上にぐいっと上げて大きな伸びをする。ピンク色がかった金色の髪とブルーの瞳によく似合う水色の寝衣を着ていた。とっても愛らしい姿だ。
「今日も晴れだ。エスタリア国は晴れの日が多いのかな? ⋯⋯、あれ? 小鳥?」
窓の外からチュンチュンと愛らしい声が聞こえてくる。窓辺で揺れる白いカーテンに可愛らしく飛び回る小鳥たちの影も映っていた。まるでダンスを踊っているように可愛らしい。
「こんな朝が来るなんて、信じられないな」
今まではずっと硬い板の上で寝ていた。お腹はぺこぺこで体に力が入らないまま朝をむかえていたのだ。
自分の立場が食材であることに変わりはない。
たとえそうだとしても、今はとても幸せを感じていた。
そっと寝台から足を下ろして寝室を横切る。
窓から外を見ると、よく手入れされた小さくて可愛い中庭が見えた。
ここにもレモンの木がある。黄色い実がツヤツヤと朝日を浴びて光っている。
アルベルトが『ハイビスカスだ』と教えてくれた赤い花も咲いていた。
祖国のフランク国にはなかった風景だ。心が弾むような気分になれる明るさがある。
「この国に生まれたかったな」
寝台に戻り、ぼんやりと庭を眺めていると、双子の少年従者たちが入ってきた。
「シャルルさま、おはようございます!」
レダとレナはモーニングティーのトレイを持っている。銀のポットと、美しい陶器のカップ。香り高い紅茶の香りが部屋に満ちた。
「おはようございます」
シャルルさまと呼ばれ丁寧に扱われるのにも少し慣れてきた。
——きっと国宝食材だからかな?
と、丁寧に扱われる理由に納得しているのだ。
「アルベルト陛下は朝の会議の最中ですので、朝食はご一緒できないそうです」
「こんなに早くから会議ですか?」
「はい。陛下はとてもパワフルでいらっしゃるんですよ。わたくしたちも、『いったい陛下はいつお休みになっていらっしゃるんだろう?』と、ときどき不思議になるほどです」
「ほんとうに素晴らしい国王さまなのですね」
シャルルの母国の王や王妃は、夜遅くまで夜会を開いて遊びまくり、昼過ぎまで寝ていたものだ。
——国が違うと、こんなに違うんだ。
驚くことばかりだった。
続く
頭の中が大混乱になってしまって、
「よろしくお願いいたします!」
思わず大きな声で言ってしまった。
「ん?」
隣のアルベルトが首をかしげる。
「シャルル⋯⋯。どうかしたのか?」
「え? いえ、あの⋯⋯」
——ああ、恥ずかしい。料理長さまはまだなにもおっしゃってないのに、でしゃばってしまった!
顔がカーッと熱くなる。
アルベルトが料理長に軽く手を振った。
「そなたの説明が長すぎるせいだぞ、クレメント。手短にすませろ。それで? 今宵のデザートはなんだ?」
「はい、では簡単に。デザートは虹色のアイスクリームでございます、七つの果物を混ぜ込みました」
「それは楽しみだ。でははじめてくれ」
「御意に——」
料理長が合図をすると、従者たちがサッと現れて美しく皿に盛られた芸術作品のような料理を運び始める。
——あれ? デザートは僕じゃないのかな?
てっきりそうだと思っていたのに、どうやら今夜のデザートは自分ではないらしい。それがわかって心からホッとした。
安心するときゅうにお腹が減ってきた。
今までずっと飢え死にするギリギリまで食べるものを減らされてきたのだ。こんなにたくさんの料理が目の前に並ぶのを見るのも初めてだ。
まずは主催のアルベルトがタルティーヌを口に運ぶ。それが合図で、客たちも食事を始めた。
——ほんとうに僕も食べていいのかな?
美しい形に盛られた生ハムのタルティーヌを眺めていると、隣のアルベルトがとても優しい声で、
「そなたのための料理だ——」
と言うではないか⋯⋯。
耳をくすぐられるような低くて甘い声だった。思わずビクッとしてしまう。顔と、オメガ襟の下の首が燃えるように熱い⋯⋯。
「遠慮は無用だ、シャルル」
「は、はい⋯⋯」
緊張しながら生ハムを食べてみる。
——うわーっ! 美味しい!
緑の瞳がこぼれんばかりに大きく目を見開いた。ものすごく美味しいのだ。
風味豊かで、ジューシーで、旨みがたっぷりだ⋯⋯。
「口にあったかな?」
「はい、とても!」
素直に答えると、アルベルトはにっこりと笑った。
——笑顔になられるとますますかっこいいなあ⋯⋯。
アルベルト王の完璧な容姿には見惚れずにはいられない。
料理はどれも凝っていてそれぞれが個性的な味がした。もちろん素晴らしく美味しかった。
——どうやったらこんなに美味しくなるんだろう? 料理長さまはどこで料理を学ばれたんだろう? 僕もこんな料理を作ってみたかったなあ⋯⋯。
フランク国にいるときは、王妃の命令で毎日料理を作っていたが、「シャルル、おまえの料理は不味い!」と言われ続けていたのだ。そしていつも罰を受けていた。
そんな目にあっても、料理をするのは大好きなのだ。
アルベルトがクレメント料理長を手招きする。
「クレメントはカリスマ料理人なんだ。遠くの地からわざわざ連れてきた」
クレメントがにっこりと笑った。笑うと茶色い瞳が優しく光った。
「アルベルト陛下のおかげで思う存分好きな料理を作ることができます。たいへん感謝しております。今日使った食材はすべて国内で生産されたものなのですよ。陛下は農家や養豚家など、国民を手厚く保護してくださっているのです」
「国民のみなさんを保護⋯⋯ですか」
——アルベルト王はほんとうにお優しいんだなあ。国民のみなさんのことをちゃんと考えてくださる王様なんだ。
フランク国のデイロ王は国民を苦しめていた。支配者とはそういうものだと思い込んでいたので、アルベルトが国民思いだと聞いてとてもびっくりした。
——こんなに素晴らしい王様もいらっしゃるんだなあ⋯⋯。
深い感動が心の中に満ちていく。
アルベルト王は、さっきからずっと楽しくてたまらないといった笑顔で、こっちを見つめていた。
「食べたいものがあればなんでも作らせるから遠慮なく言ってくれ」
「⋯⋯ありがとうございます」
他の客たちも口々に、「クレメント料理長の腕前はたしかですよ、なんでも美味しいから食べてみてくださいね」と笑みを浮かべながら言ってくれる。
——なんてお優しいお方ばかりなんだろう。
こんな人たちがいるということが信じられない気持ちだった。
晩餐会は最初から最後までおだやかで温かい雰囲気に包まれていた。
アルベルト王と大臣や他の部下たちのあいだは、家族のような親しい関係らしい。
——アルベルト王も、みなさまも、ほんとうに良い方ばかりだな⋯⋯。まるで僕も、家族の一員のように接してくださるなんて⋯⋯。
今までの人生で家族を持ったことはないのだ。暖かい微笑みを自分に向けてもらったことは一度もないのだ⋯⋯。
胸の奥がジーンとしてきた。目頭が熱くなってくる。涙が出そうだ。
だけど、そのとき、自分の立場を思い出してハッとした。
——だめだ、だめだ! 僕はただの食材じゃないか! 『家族のようだ』なんて、ずうずうしいことを考えてしまってはだめだ! こうして素晴らしい食事を与えてくださるのは、みなさんがものすごくお優しいからなんだ。僕は食材! 僕は食材! 立場をわきまえないとダメだ⋯⋯。
「どうした、シャルル? 口に合わないのか?」
「⋯⋯いいえ、美味しいです」
「多すぎるようだったら、むりをしないでいいのだぞ。フランク国からの長旅で疲れたであろう」
「いえ、大丈夫です!」
——こんなに僕を気づかってくださるなんて⋯⋯。ほんとうにアルベルト陛下はお優しいなあ⋯⋯。アルベルトさまに感謝して、お役に立てるようにしっかり食べよう! 食べて、太って、立派な食材になるぞ!
そう強く決心して目の前の料理をどんどん食べる。
——ああ、美味しい!
と涙ぐみながら⋯⋯。
*****
次の日の朝——。
シャルルは自分がぐっすりと眠ったことにびっくりしながら目を覚ました。
豪華な寝台はまるで雲の中で眠ったようにふかふかだったし、苦しいほどの空腹も感じていない。
「こんな朝は初めてだなあ⋯⋯」
愛らしい顔に柔らかな笑みを浮かべ、両手を上にぐいっと上げて大きな伸びをする。ピンク色がかった金色の髪とブルーの瞳によく似合う水色の寝衣を着ていた。とっても愛らしい姿だ。
「今日も晴れだ。エスタリア国は晴れの日が多いのかな? ⋯⋯、あれ? 小鳥?」
窓の外からチュンチュンと愛らしい声が聞こえてくる。窓辺で揺れる白いカーテンに可愛らしく飛び回る小鳥たちの影も映っていた。まるでダンスを踊っているように可愛らしい。
「こんな朝が来るなんて、信じられないな」
今まではずっと硬い板の上で寝ていた。お腹はぺこぺこで体に力が入らないまま朝をむかえていたのだ。
自分の立場が食材であることに変わりはない。
たとえそうだとしても、今はとても幸せを感じていた。
そっと寝台から足を下ろして寝室を横切る。
窓から外を見ると、よく手入れされた小さくて可愛い中庭が見えた。
ここにもレモンの木がある。黄色い実がツヤツヤと朝日を浴びて光っている。
アルベルトが『ハイビスカスだ』と教えてくれた赤い花も咲いていた。
祖国のフランク国にはなかった風景だ。心が弾むような気分になれる明るさがある。
「この国に生まれたかったな」
寝台に戻り、ぼんやりと庭を眺めていると、双子の少年従者たちが入ってきた。
「シャルルさま、おはようございます!」
レダとレナはモーニングティーのトレイを持っている。銀のポットと、美しい陶器のカップ。香り高い紅茶の香りが部屋に満ちた。
「おはようございます」
シャルルさまと呼ばれ丁寧に扱われるのにも少し慣れてきた。
——きっと国宝食材だからかな?
と、丁寧に扱われる理由に納得しているのだ。
「アルベルト陛下は朝の会議の最中ですので、朝食はご一緒できないそうです」
「こんなに早くから会議ですか?」
「はい。陛下はとてもパワフルでいらっしゃるんですよ。わたくしたちも、『いったい陛下はいつお休みになっていらっしゃるんだろう?』と、ときどき不思議になるほどです」
「ほんとうに素晴らしい国王さまなのですね」
シャルルの母国の王や王妃は、夜遅くまで夜会を開いて遊びまくり、昼過ぎまで寝ていたものだ。
——国が違うと、こんなに違うんだ。
驚くことばかりだった。
続く
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