歪な固形の素に

寒嘘

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第一章   自己の過酷な系列路

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 この世界の北方に位置する土地『グリーンランディ』
 緑の広大な草原と、果てに連なる山脈が並んだりで有名な寒い土地。
 此処に住んでいると他所者から「田舎者‼︎」と馬鹿にされても何の言い返しもつかないくらいに何もない。

 でも実際そうではない。 

 裏世界側・・・・で考えると、この地に魔術の名門家・・・・・・があるということになる。
 それは誰もが耳にしたくないと思う単語…

 フェオドール
 
 ’’世界大戦,,の因縁になるだろう1つの家系。 
 それは悪を貫き通し、気に入らない者には粛清・・(フェオドール家では死刑を意味する)を下すという恐ろしい家系。

 主な魔術は’’死,,を引用して使う。そのものに生命が有れば触れただけでそれ・・を停止させれるという(そういう術式)。
 
 そんな最強チートな魔術も、魔力MP経験キャリアが大幅に必要となる。

 ______フェオドール家の日課は過酷。
 学校に行く暇も与えられず、親からの指導・・が入る地獄の日々。

 そんな厄介家系に2人の兄弟がいた。

 そのうちの弟______オルタティヴ=フェオドール。地を仰ぐ程の臆病者。
 生まれつき身体能力が高く、魔力も多いことで、幼い頃から魔術の教えを受ける日々を送る。そのうちオルタティブは魔術に関心を持ち、『楽しい』と思うようになる。

 やがて月日は流れ、オルタティヴは8歳になる。その時オルタティヴは1つの不問に気づいた。
 それは、後継………自分は後継者になれない、家を継げないということ。

 オルタティヴには兄貴がいた。
 
 セイヴ=フェオドール。お調子者でいつも偉そうな厄介兄貴(オルタティヴはいつも’’クズ兄,,という)。
 
 そんなけがれた兄貴クズと、自分の成長姿に見向きもしてくれないクズに不満を持った…………。

 こんなのやってられるか‼︎と狂ったオルタティヴは魔術を諦めた。
 もう道は無いんじゃないか……でもそうではない。
 オルタティブには1年前から憧れを持っている騎士団・・・があった。
 己の身体能力を生かし、騎士道を(独学で・・・)学べばその騎士団・・・に入団できるのではないかと考えたオルタティヴは己の思いに懸けて実践する________。

……が、

 それは今まで自分が受けてきた日々の辛さや過酷さとは全く釣り合わない程重いものだとは___________オルタティヴ自身は未だ知らない…………。



 
 
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