番になれないアルファ

リョウ

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番同士の交わり

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     幸いにも座敷牢の中には布団が敷かれていた

「 ンンっそこっやめっ......んあっあっン 」
香る甘い匂い

高ぶる身体

本来なら真逆のはずの関係

それなのに運命の番というだけで溶けてしまう

それが悔しい......

「海斗......海斗......」

この身体に刻み込まれた楔の形が崩れていく

「いいでしょ。これが運命の番同士ですよ」

「いいわけ...... だめ......あっやめろンんあっンンっ  」

後ろから腰をうちつけられズボズボと淫らな音がなる

海斗......お前以外に抱かれるなんて......やっぱり

敷かれてる布団を握りしめ

オメガである八代優が果てるまで耐えた

やっと八代優が中出ししたとはいえ果ててくれた

そして項にキス......

「よかったですよ。最高でした。番になるのは近いですよ」

そう言って彼は座敷牢から出ていった......


田中......田中が気づいてさえくれたら......


きっと海斗も......でも俺は......もう海斗に抱かれる資格なんて......

汚れた......汚れてしまった......

俺なんか......

海斗......ごめん......

どうしてこんなに......

「あぁ......」

心が壊れていく......
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