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離れる準備
しおりを挟む懐かしい匂い
俺の部屋の匂い
ここでも何度か海斗に抱かれたんだよな
まるでもう思い出になってるなぁなんて1人考えながら俺は部屋のクローゼットからスーツケースを出した
そこにわずかな着替えと衣服
そして机に置かれたカバン
カバンの中身は財布が入っていた
アイツが海斗にカバンを渡したに違いない
あとは親父に連絡をいれて事情説明だな
海斗にまた荷物を取りにくることを話してタクシーひろってスーツケース持って出れば契約は終了だ
結局海斗から何も言ってこないあたり俺との契約終了には了承してるってことなんだろう
「未練たらたらかよ」
荷物をスーツケースにいれながら涙がまた流れた
そんな時だ
ドクンッ
身体が熱くなってたってられなくなった
俺の身体になにがおきてる?
オメガのヒートに似たこれは一体どういうことなんだろう
後ろがうずうずする
この渇きをどうにかしたくて着ていたものを全て脱いでベッドに寝転んだ
どうにか熱を発散させたい
自らの手で扱いて出してを繰り返してもおさまらない熱
アルファに抱かれたら
でも海斗にそんなこと頼めない
「安希入るよ」
「海斗!ダメだ今は!」
こんな姿を晒して海斗に引かれたくない
「苦しそうな声してるんだから余計に入るよ」
ガチャとあけられて海斗と目が合った
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