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新しい生活
双葉は退院した
念の為 学校復帰はさらに半年後と長い猶予が病院から与えられた
「荷物持ってくぞ」
「うん。ありがとう」
お互いにあれから色々話し合った
俺が気づけないところが多すぎて都度謝ることになり、その度に双葉は「いちいち謝らないでよ。僕が悪いみたい」なんて言ってくれるできた嫁だった
飾らない言葉で何度も何度も
気持ちのすり合わせをすることになった
「双葉さん!お帰りなさいっす!」
病院の玄関前で加藤が迎えにきた
「加藤くんごめんね。お迎えなんか」
俺の時はごめんなんて一言もないくせに
「双葉さんがいてこその SIXsexyなんで!」
いやそれは俺がオーナーなんだが
「はははっ。僕はただの高校教師だから」
「加藤、お前今月順位下げたらペナルティな」
俺は大人気ない
双葉にだけ
「一樹辞めなよ」
「辞めねぇ。双葉は俺のもんだ」
ガシッと双葉の肩を抱いて引き寄せる
「ちょっと、ここどこだと」
「見せつけたいだろ。俺の嫁」
にやりっと笑ってみせる
「もう早く帰るよ!」
頬を染めた双葉を抱きたいと思った。
2人が住む家へとついた
全てはあのまま
荷物は笠原とかいう同僚がそのまま持ってきていたので要に整理してもらった
ガチャと家の玄関を開けてやる
「どうした?」
一向に入ろうとしない双葉
「一樹、怖くて」
しっかり抱きしめて双葉を中にいれる
「大丈夫だ、俺がいる。双葉を離してやらない」
こくっと頷いた双葉をみてキスしたいとか思った
「ありがとう。一樹」
「今からどうする?あれからなにも変わってない。変わったのは俺らの関係くらいか」
「僕のこと抱ける?」
「いきなりどうした?」
泣きそうな顔の双葉を抱きしめた
「事故でほら体」
「バカいってんなよ」
双葉の右手を俺の下半身に導いた
「あっ......」
「さっきからこんなんだ。煽るな双葉」
「一樹抱いて?」
「お前まだ退院したばっかりで」
無理はさせられないと断るのに
「一樹が耐えられないみたいに僕だってしたい。抱いてほしいの。」
双葉は俺を求めてくる
「いいのか?」
「いいって言ってるの!抱いてくれない方が嫌だ。お願い一樹。僕を一樹の性奴隷にして?」
ぷつんっと理性がきれた
一体誰にこんな言葉言えなんて吹き込まれたのか
危なかっかしいったらありゃしない
ったくと考えて要が思い浮かぶ
余計なお世話だと兄嫁を思いながらあとでなにか礼をとも考えた
双葉を横抱きにして寝室へ
ちょっと乱暴にベッドへおろして
双葉のきているシャツを無理やり開いて唇に噛みついた
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