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エンディングのその後は
聖女 妹? ヒロイン
しおりを挟む女の子にモテたい
それは男ならば誰もが思うだろう 多分 いや絶対
攻略対象
それはこの世界で1番のイケメン達を指すのだ
乙女ゲームならばヒロインと攻略対象の誰かが結ばれハッピーエンド!となるはずだったのに
どこで間違った
何処から間違った俺
しかも今は求婚保留中
王子だけでなく、いずれ騎士団長になる伯爵家の子息や
宰相を引き継ぐ侯爵家の子息さらに教会で神官をしている歳上男
全員イケメンである
そんな彼らが男爵家の末っ子である俺に興味なんか示すわけがないはずなのに。
「お兄ちゃんは考えすぎだと思うのよね」
声をかけてきたのはヒロイン
もう見た目からしてヒロインなのに
まさか兄弟そろって転生だとか聞いてない
「おい由香、元を辿ればお前が攻略対象を攻略しないからこういうことになるんだぞ」
「ゲームと現実は違うもの。イケメンはイケメンなんだけどこう私にしっくり来なかったのよね」
紅茶を1口飲んでいう
「あのテレシアさま、あなた卒業式いなかったでしょうに」
「うわぁ。テレシアなんてお兄ちゃんの口から聞くとキモい」
何がか割れた音がする
俺のハートはこうも微塵になるのか
お兄ちゃんのヒットポイントはゼロよ!
「頼むから俺の平穏を返せっ!」
あの日からずっと求婚者からのプレゼントが届くようになった。
愛しのルカへ という手紙と共に争うがごとく
「選べばいいのよ!」
「はっ?お前何言って」
「私思い出したのよ!裏ルートがあったことを!」
ふふんっ!と自信たっぷりに話してくる妹
「で、その裏ルートって嫌な予感しかないんだが」
「BLルート」
はいきた
そらきた
分かってたよ!
「お前、俺が男とくっついてもいいわけ?」
分かってはいるが聞いてみる
笑顔で肯定するなよ
肯定はしないでと妹の良心
いやブラコンぷりと信用して
「うん!めちゃして欲しい、さっさとくっつけとすら思ってるけど」
ヒロインの顔で笑顔で肯定がくるなんて誰が想像したでしょう!
「まさかお前、まさかなのか」
「ごめんねお兄ちゃん 腐女子隠してた」
てへぺろっと笑顔で返されたのです。
「アホか!」
「アホだなんて酷い!マナーよマナー 腐女子たるもの忍んで生きるがごとし」
忍んでねーよとツッコミいれたくなる
「あーもう」
「いいじゃないお付き合い期間をお願いして4人とデートしたりして最終的に決めれば そうと決まれば先にデートするのは王子様ね!」
「おーい聖女様ー」
「お兄ちゃん 。忘れてそうだから言うわね。お兄ちゃんの今のお兄ちゃんも攻略対象だから!」
「はっ?」
なんで何度もこの反応にならなきゃならん。
「まさかずっとモブでブサイクとか思ってないよね?」
「当たり前だ。俺は美人でもかっこよくも無いただのモブだぞ」
「ならなんでモブに名前なんかあるのよ」
「はぁ~まぁうんだよなぁ」
「どうせ茶会とか誘われてるならいってきなさいよ。皆悪いようにはしないって」
「ルカお客様がきてるみたいだね」
2番目の兄だった
「お邪魔してますわ。わたしそろそろお暇いたします。ルカ様また、例のお話聞かせてくださいませ」
「テレシアさま、こちらこそありがとうございます。またいつでも我が家にきてくださいね!」
バレないように形式的に挨拶を済ませると
由香は教会へ帰って行った。
「あの、兄様距離が近いような」
兄は俺を膝の上に横抱きに乗せたのだ
「僕のことは嫌いかい?」
「そんなことはないです。兄様はかっこよくて大好きです!」と言葉にした瞬間
唇に重ねられたのは兄の唇だった。
えっ、まさか裏ルートの分岐になってたりするのか!
俺の平穏な生活ーカムバックーーー!
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