海賊達と雄姫様とその護衛

アビー

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第3話

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 今日からアリス様の護衛が始まる。

そして今 私達は船に乗って海に来ている。

  確かに 確かに昨日「明日から」とはきいたよ!?けれども、今日
 海へ行くなんて聞いてない。

  というか言って下さればそれなりに準備することができたのだが
  仕方ない

  「アリス様、お手を拝借します。宜しいですか?」

  「いいですけど、何をするのですか?」

  その問いには答えずにお手を拝借して魔法語を唱える。

  ≪私は望もう 対象と私を守る壁ができることを≫

  【防御壁 展開】

  唱え終わったら、手を離す。

  「これで、アリス様への攻撃はこの防御壁が防いでくれます。」

  「すごいね。これって魔法?いーなー。僕も使えるようになりたい
   よ。 あ、あと君をリールって呼んでもいい?」

  僕?その言葉に首を傾げながらも答える。これがアリス様の素か?
  
  「どうぞ私のことはリールとお呼び下さい。それと魔法については
   また後日。怪しい客人がこの船にもうすぐ乗り込んでくる様です
   から。」
  
  というと周囲の空気がピンと張り詰める。ふむ、プロがたくさんい
 るようだ。たすかるな。

  30秒後、海賊と思われる一団が船内に浸入してきた。

  「アリス様は私から離れないでください。」

  アリス様にそう断ってから剣をぬき、構える。

  「ルナッ!」

  『おうっ!』

  私の影から、ぴょこりと小さい男の子が出てくる。

  「戦いだ、頼めるか?」

  『おう 任せろっ!』
 
  この光景を見てた人達が口をあんぐりと開けているが気にしない。

  「ルナ、お前また人に姿見せているだろう。」

  『へへ、さあね。』

  この状況で何をやっているのか。
 
  「いくぞ ルナ」

  《我は望もう敵が眠ることを》

  【眠れ!!】 

  敵の一団に向かって手を振りながら魔法を放つ。

  この魔法で、ほとんどの敵が眠った。
 残りはあと5人。
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