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綺麗な花には棘がある
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「私がここに来たのは、もちろん、依頼のためでもあるけど…。あざみちゃん、君の事を守るためでもあるんだよ」
「どういう、事ですか」
「君が喫茶サルビアに来たとき、何かしらの、苦しい事情を抱えている事に、くろかは気付いたんだと思う。だから、依頼を無事遂げるまで、君の事を、傍で守れるように、私に頼んだんだ」
正確には、くろかに頼まれたのは、『あざみの方面から、依頼の意図を探る事』だが、その場においての判断は、私に一任されている。
つまりは、そういう事だ。
「あざみちゃん。君の事を、心配しているんだよ」
「それは、秋乃さんもですか?」
「え?」
「秋乃さんも、私の事を、心配してくれているんですか?」
質問の意図が、分からなかった。
そんなの、当たり前だろう。
「どういう、事ですか」
「君が喫茶サルビアに来たとき、何かしらの、苦しい事情を抱えている事に、くろかは気付いたんだと思う。だから、依頼を無事遂げるまで、君の事を、傍で守れるように、私に頼んだんだ」
正確には、くろかに頼まれたのは、『あざみの方面から、依頼の意図を探る事』だが、その場においての判断は、私に一任されている。
つまりは、そういう事だ。
「あざみちゃん。君の事を、心配しているんだよ」
「それは、秋乃さんもですか?」
「え?」
「秋乃さんも、私の事を、心配してくれているんですか?」
質問の意図が、分からなかった。
そんなの、当たり前だろう。
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