木瓜

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綺麗な花には棘がある

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「…確かに、当事者と第三者の話では、聞こえ方が全く違いますもんね」

どうやら、一定の理解は示してくれたようだ。

わざわざ、苦しい事を、自分の口から話してくれだなんてお願い、断られても仕方がないと思っていたのだが。

少し、悩んだ素振りを見せた後、あざみが口を開く。

「…分かりました。私の身に起こったこと。その結果、ここで、どういった学生生活を送る事になったのか、秋乃さんに、話します」

なるべく、優しい眼差しを向けたまま、私はあざみに頷いてみせた。
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