火星非文明紀 砂の惑星ネット版

11

ぺルバッシュ卿の護衛は国際宇宙ステーション内部に向かう。
雅人は湯気が立つ、機関室から隠れながら銃を向けて、
護衛の一人をかたずける。
あっちを探せ
護衛に一人が指示を出す。
見つけ次第殺せ
雅人は身を隠しながら、湯気が立つなかで、護衛の一人の背後から捕まえて銃で一人殺す。
護衛は、死体を発見する
物音がした。
護衛はマシンガンを一斉に音がした所にあびせる。しかし何も起こっていない。

「後ろだ！」護衛は言う。

雅人がマシンガンを浴びせる。
激しい銃撃戦。
その中、護衛の兵士を全員破り雅人は勝利する。

「こっちだ」咲を呼ぶ。

咲もつれて乗ってきた小型宇宙船に向かう。
国際宇宙ステーションのスターコアの部分に苧坂は来ていた。
広い1本道になっている。
下は国際宇宙ステーションの核の部分になっている。
そこを向かっていると、エレベーターの扉が開いた。
ぺルバッシュ卿がフードの上着を脱いだ状態で現れた。

「久しぶりだなマスター＝オサカ」
「戦いに敗れて、おめおめ帰還兵の補助か」苧坂は言う。
「あの咲とゆう女の情報に関心がある」
「独裁者は倒れた。火星の新生代は守られた」
「マスター、我々は銀河を征服できる力を持っている。
なぜそうしない」
「この年代になっても、愛国心を気どりたいのか」
「どうゆう意味だ」
「この宇宙は国や人間のためだけではない。支配は終わる、我々が止めてみせる。人間は地球での考え方を持つべきだ」
苧坂は「火星は戦争に勝った。火星侵攻軍は破った」
ぺルバッシュは言う、
「私の軍は破れた、お前の言っている民主主義や自由は火星で保たれたもしれないな。
だがな人間はいつもこんな戦いがあった事を忘れていくものだ、
自由や新生代の生活を勝ち取った事は素晴らしい・・・だが、何も気ずいていない、
人間で秩序が守れるのか？人間は地球で満足できるのか？
この長い人間の時代において。ここまでの苦労を子供は何も知らない、無邪気なものだ」
「昔は人間の意識はそうじゃなかった。素晴らしいじゃないか自由、平和、火星でそれを達成できる事が・・・。
このまま支配が続けば地球の人々は何も夢も希望もなく毎日を送っていく事になるだろう。ただ、宇宙を開拓して、この宇宙を人間の支配にするな。銀河は人間の遊びじゃないんだ、人間は地球なら、これからの地球を生きる者にも希望はある、素晴らしい地球と火星の歴史にしようじゃないか・・・満足できないは国の意見じゃないのか」
苧坂は言う。
ぺルバッシュは言う。
「戦いには負けた。この平和、人間が終わるまで、何年続くかな。少し個人的な事だが、人間の文明が終わると、火星のような星に地球もなりたいものだな。地球も統一までまだ時間がかかるんだが・・・。人類の栄光なんて言わずに、宇宙を遊びより、地球と火星や月などで実務や人権や国民の生活のこんな進歩もいいものかもしれないな」

ぺルバッシュはライトセイバーのスイッチを入れる。
赤いライトセイバーの光が出て、ライトセイバーになる。

「では、いくぞ」

苧坂の目が変わった。ぺルバッシュを睨みつける。
苧坂の青いライトセイバーの光が輝き、ライトセイバーになる。

「人類の素晴らしい世界を本当の意味で見せてやろう！」苧坂は言う。

二人はライトセイバーでの戦いがはじまる。
ライトセイバーを回転させて、激しい戦いがはじまる。
二人のライトセイバーはぶつかり合う。
ぺルバッシュが言う、

「やるじゃないか、だがマスター、お前に恐怖を感じるぞ、底知れぬ恐怖を、私に敗れる事への」

二人の激戦はすさまじい。ライトセイバーの音が響く。

すさまじい戦いの末、苧坂はぺルバッシュを破る。ぺルバッシュはそのままスターコアに落ちていった。
そのまま苧坂は1舜倒れていたが、雅人の元に急ぐ。
雅人と苧坂は出会い、そのまま咲と小型宇宙船に乗って、
火星へと帰還する。