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天然記念物
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あの後深月さんは元気を取り戻し、いつもの傍若無人のオラオラ男になってくれたが、俺は不安要素が1つ出来た。
それは、深月さんが恐ろしく仕事に対してバカ真面目だと言うことだ。
そもそもその悩みの原因も真面目さゆえだ。
そんなに真面目ならいつか壊れてしまうのではないかと。
というかそうならないように芸能人は、裏で遊んだりしていると思っていた。
そこでふと思った。
俺が知る限りでは、深月さんは所謂熱愛報道など出たことがない。
AD時代もそんな噂聞いたこともなかった。
仕事を一緒になった事がなくても、嫌でもそう言った噂は耳に入ってくる。
だが、深月さんの遊んでるだのそういう噂は聞いた事なかったのだ。
「俺、深月さんがバカ真面目で不安です」
「おい。お前もう少し言葉を選べ」
「すみません…。ただ、発散とか必要じゃないのかなって。俺、深月さんの熱愛系の話聞いたことないんですけど、そういうのは無いんですか?」
「は?ある訳ないだろ。まずアイドルデビュー前にそんなの出たらやばかっただろうが」
そうだこの人はバカ真面目なんだった。
恋愛も仕事に支障が出るならやらない、そういう考えの人だ。
「でも、モデルの今は恋愛禁止なんて無いですよね?」
「それはそうだけど、別に必要無いし。仕事切られないか不安だからそれどころじゃねえよ」
「ん?ということは今まで恋人いた事ないんですか?」
「そりゃずっと仕事してたし。仕事が恋人みたいなもんだから」
「え、遊んだりとかは…」
「だからねーよそんなの!」
「じゃあセックスの経験も無いって事ですか?!」
「お前本当に言葉選べよ」
「す、すみません。天然記念物ですよそれは」
神様、推しが純潔でした。
「つーかファンなら寧ろいい事なんじゃなえの」
「俺はリア恋じゃないので…へーでもそうなんだ、経験無いんだ…でも言い寄られたりありますよね?」
「それはあるけど…」
「どんな人に?」
「まぁ同じモデルとか監督とか」
なんと深月さんは女性に言い寄られるより男性に言い寄られる方が多いらしい。
「それで恋に発展とかなかったんですか?」
「ねーよ。そんなホイホイ人を好きにならねえだろ」
「溜まった時はどうしてたんですか?」
「お前、デリカシーの欠片もねえな!そんなん一人で出来るだろ」
情報過多だった。
つまり、推しは経験ない純潔で、でも1人ではするんだ。
じゃあもし、俺がここでキスすればこの人の初めては俺になるのか?
いやいや何考えてるんだ。俺は深月さんのリア恋じゃないんだ。多分。
リア恋じゃないとは言えど、深月さんがもし付き合ってと言えば問答無用でYESだが、オタクとはそういう生き物だ。
そんな展開はありえないけども。
呆れ顔の深月さんを横目に俺は煩悩まみれだった。
一人でやるって、どんな風にしてるんだろうとか。
それは、深月さんが恐ろしく仕事に対してバカ真面目だと言うことだ。
そもそもその悩みの原因も真面目さゆえだ。
そんなに真面目ならいつか壊れてしまうのではないかと。
というかそうならないように芸能人は、裏で遊んだりしていると思っていた。
そこでふと思った。
俺が知る限りでは、深月さんは所謂熱愛報道など出たことがない。
AD時代もそんな噂聞いたこともなかった。
仕事を一緒になった事がなくても、嫌でもそう言った噂は耳に入ってくる。
だが、深月さんの遊んでるだのそういう噂は聞いた事なかったのだ。
「俺、深月さんがバカ真面目で不安です」
「おい。お前もう少し言葉を選べ」
「すみません…。ただ、発散とか必要じゃないのかなって。俺、深月さんの熱愛系の話聞いたことないんですけど、そういうのは無いんですか?」
「は?ある訳ないだろ。まずアイドルデビュー前にそんなの出たらやばかっただろうが」
そうだこの人はバカ真面目なんだった。
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「でも、モデルの今は恋愛禁止なんて無いですよね?」
「それはそうだけど、別に必要無いし。仕事切られないか不安だからそれどころじゃねえよ」
「ん?ということは今まで恋人いた事ないんですか?」
「そりゃずっと仕事してたし。仕事が恋人みたいなもんだから」
「え、遊んだりとかは…」
「だからねーよそんなの!」
「じゃあセックスの経験も無いって事ですか?!」
「お前本当に言葉選べよ」
「す、すみません。天然記念物ですよそれは」
神様、推しが純潔でした。
「つーかファンなら寧ろいい事なんじゃなえの」
「俺はリア恋じゃないので…へーでもそうなんだ、経験無いんだ…でも言い寄られたりありますよね?」
「それはあるけど…」
「どんな人に?」
「まぁ同じモデルとか監督とか」
なんと深月さんは女性に言い寄られるより男性に言い寄られる方が多いらしい。
「それで恋に発展とかなかったんですか?」
「ねーよ。そんなホイホイ人を好きにならねえだろ」
「溜まった時はどうしてたんですか?」
「お前、デリカシーの欠片もねえな!そんなん一人で出来るだろ」
情報過多だった。
つまり、推しは経験ない純潔で、でも1人ではするんだ。
じゃあもし、俺がここでキスすればこの人の初めては俺になるのか?
いやいや何考えてるんだ。俺は深月さんのリア恋じゃないんだ。多分。
リア恋じゃないとは言えど、深月さんがもし付き合ってと言えば問答無用でYESだが、オタクとはそういう生き物だ。
そんな展開はありえないけども。
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一人でやるって、どんな風にしてるんだろうとか。
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